姿勢を良くする習慣は?改善する方法や自宅でできる簡単なトレーニング方法も解説

姿勢を良くする習慣は?改善する方法や自宅でできる簡単なトレーニング方法も解説

姿勢を良くする簡単な方法は?
「日常生活で習慣的に意識するポイントを知りたい」

現代ではスマートフォンの普及やデスクワークなどにより猫背や反り腰が慢性化し、正しい姿勢を維持しにくい傾向にあります。

まとまった時間を取ることが難しく、日常に簡単に取り入れられる姿勢を良くする習慣を知りたい方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、いい姿勢を保つ方法・習慣スキマ時間にできるストレッチ・トレーニングを紹介します。

姿勢を良くするために意識すべきポイントが身につくので、肩こりや腰痛など悪い姿勢による身体の不調に悩む方もぜひ参考にしてみてください。

この記事の監修者
深井 康代

深井 康代

(the SILKインストラクター)

【現在の主な活動】
pilates Mat &reformer指導者育成講師
pilatesプログラム監修
企業向け講座 ViBody online studio
パーソナルレッスン
フィットネス商品開発アドバイザー
キャタピランアンバサダー
イベントレッスン主催
pilates DVD2本
メディア多数出演

【経歴】
ViBody Pilates 主宰 千葉市にて10年間studio ViBody 経営。
現在は都内に拠点を移しViBody Pilates を設立し、the SILKのインストラクターとしても活躍。

スペシャルアドバイザー
niko

niko
(姿勢デザイナー/パーソナルトレーナー)

【専門分野】
姿勢改善・機能改善をベースにダイエット・筋力アップ・ボディメイクなど、希望に沿った運動指導を行う

【プロフィール経歴】
・パーソナルトレーナー
・2022年:BESTBODYJAPAN京都大会グランプリ
・2024年:パーソナルトレーニングスタジオオープン

【資格】
・JHCA-FC(フィジカルコンディショナー)
・TRX-STC(TRXサスペンショントレーニングコース)
・Ankle Joint Intermedicate FC2

目次

姿勢を良くする習慣を身につける重要性・効果

姿勢を良くする習慣を身につけることは、健康的な生活を送る上でとても重要です。

姿勢を良くすることで以下のようなメリットがあり、生活の質を高めることに効果があります

  • 血流の改善
  • 基礎代謝の向上
  • 疲労感の軽減
  • 集中力の向上
  • 慢性的な肩こりや腰痛の予防・改善

姿勢を正すと血行が改善し、呼吸が深くなるので酸素が体中に運ばれて、疲労感の軽減や集中力の向上にも繋がります。

また筋肉や関節への負担が軽減されることによって、慢性的な肩こり・腰痛の改善まで期待できるのです。

nikoさん

姿勢が良くなる事の最大のメリットは、『生活の質』が上がる事だと考えています。
疲れにくいカラダ・痛みの出にくいカラダは快適な毎日を送るのに必須。
又、他人からの印象をポジティブなものに出来るのも姿勢です。
ビジネスシーンや婚活等、他人へ与える第一印象には姿勢も大きく関わっています。
又、姿勢不良で血流が滞ると体は冷えやすく、痩せにくい体へ。
姿勢を改善する事は、太りにくく疲れにくい、元気で他人への印象も良く出来る。といい事だらけなのです。

悪い姿勢になる原因と身体への影響

悪い姿勢になる原因として、以下のことが考えられます。

  • 長時間のデスクワーク
  • スマートフォンの操作
  • 脚を組む
  • バックなどを片方の手で持つ
  • 下を向いて歩く

また悪い姿勢を維持することによって、以下のような身体の不調に繋がります。

  • 筋肉が固り弱まる
  • 内臓の働きが低下する
  • 肩こり・腰痛が悪化する
  • 血行が悪くなる
  • 呼吸が浅くなる

猫背の姿勢が続くと背骨を支える脊椎起立筋や多裂筋が弱まり、背骨のS字カーブの湾曲が大きくなり背中や首に負担がかかりやすいです。

反り腰になると骨盤が前に傾いて背骨の湾曲が極端になるので、慢性的な腰痛やむくみ・冷えに繋がります。

また骨盤がゆがむと内臓があるべき位置からずれるので、本来の機能を果たすことができません。

1日の消費カロリーの60%を担う基礎代謝のうち、内臓代謝が大きな割合を占めるので、内臓機能が低下すると太りやすくなる恐れがあります。
※出典:必要エネルギー量の算出方法と投与の実際

正しい姿勢とは?セルフチェックする方法

正しい姿勢・立ち方とは以下のように横から見た時に背骨が適度な湾曲を保ち、骨盤が水平に保たれている状態です。

正しい立ち方とは?

頭・肩・腰・膝・脚が一直線上に整っていると、体の重心が適切に分散されるので筋肉や関節に負担がかかりにくくなります。

nikoさん

骨盤はやや前傾している事が通常とされる状態です。
カメラ等で体を横から写した時に、耳・肩に向けて鎖骨の延長線上の骨(肩峰)・骨盤付近、太ももの側面の真ん中(大転子)・くるぶしが一直線に結べると良い姿勢と言われるガイド(目安)です。

耳の位置が前すぎたり、骨盤太もも側面が前すぎたり、後ろすぎたりの発見があれば、どこが一直線になるのかを足の裏の重心位置やお腹・おしり等と、体を使って探してみてください。

一方で悪い姿勢は猫背や反り腰のように背骨のS字カーブの湾曲が大きくなり、背中や首に負担がかかりやすい状態です。

悪い姿勢とは?

姿勢が悪いと肩こりや腰痛など様々な身体の不調に繋がるので、姿勢を良くする習慣を身につけることが大切です。

姿勢を正すためには普段自分がどんな姿勢で過ごしているかを把握することが大切なので、以下の方法でまずはチェックしてみてください。

姿勢が正しいかチェックする方法
  • 壁に背を向けて普段通りに立つ
  • そのまま少しずつ壁に近づく
  • かかと・お尻・肩の3点を壁につける
    ↳後頭部と壁の間に隙間がある場合は猫背
    ↳腰と壁に隙間がある場合は反り腰

セルフチェックで猫背だった方は肩甲骨を安定させる筋肉や背筋を強化することで正しい姿勢を保ちやすくなり、姿勢改善が期待できます。

また反り腰は腰部と腹部の筋肉のバランスが崩れることが原因なので、股関節周りの筋肉を活性化させ、お腹周りを鍛えることがおすすめです。

姿勢によってもアプローチすべき筋肉が異なるので、一度自身の姿勢を確認してみてください。

猫背の改善方法については、以下で詳しく解説しています。
ピラティスの基本は姿勢から|猫背改善のポイントや自宅でできるポーズを紹介
反り腰の改善方法については、以下で詳しく解説しています。
ピラティスで反り腰を改善する方法まとめ|反り腰のデメリットや原因についても解説

姿勢を良くする習慣・改善方法

姿勢を良くする習慣・改善方法を、以下にまとめました。

日常でできる簡単な動作で姿勢を良くしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

1日1分正しい姿勢を意識する

姿勢を良くする習慣として、まずは1日1分正しい姿勢の維持を意識してみましょう

いきなり1日中正しい姿勢を保つことは難しいので、徐々に時間を伸ばしながら習慣化することがおすすめです。

例えば信号や電車を待つ間だけ「お腹を引き込むように凹ませて呼吸をしながら、背筋を伸ばしてまっすぐ立つ」などスキマ時間を活用しましょう。

まとまった時間を確保するよりもスキマ時間を活用することで続けやすく、習慣化できる傾向があります。

ふとした瞬間に自分がどんな姿勢をしているかを意識することも大切なので、窓の反射などで自分の姿が見える時に姿勢を確認してみてください。

nikoさん

正しい姿勢って何か分からずに姿勢を作ろうと頑張り屋さんな方ほど反り腰になったり肋骨が開いてしまう姿勢の方が多くいらっしゃいます。
一度姿勢をプロに見てもらう事が1番の近道です。


カラダの土台は足の裏です。
立っている時は特に足の裏の重心位置を気にしてみてください。
親指(母指球)・小指(小指球)・踵の3点で体重を分散し立つのが正しい重心位置です。
つま先寄りになっていないか、踵よりになっていないかを確認し、都度修正する事が正しい姿勢への一歩です。

正しい座り方を身につける

デスクワークなどで長時間座っていると猫背や反り腰の原因になるので、正しい座り方を身につけることが大切です。

正しい姿勢を維持すると長時間座っても身体が疲れにくく、作業の生産性の向上にも繋がります。

正しい座り方のポイント
正しく座るポイント
  • 坐骨を立てて座る
  • 膝は軽く曲げて下す
  • 足の裏を床につける
  • パソコンのモニターを目線に合わせる

坐骨を立てると聞くと難しく感じるかもしれませんが、骨盤の最下部にある骨がイスの座面にあたっている感覚があれば大丈夫です。

両膝を閉じて座る必要はないので、足の裏を床につけて脚を組まないようにしましょう。

またノートパソコンを使っている場合は、マウスやキーボードをワイヤレスにしてモニターを調整することがおすすめ。

背筋を伸ばして座ることが意識しづらい場合は、直径15~20㎝のゴムボールを腰に当てて座ると背骨がニュートラルな状態になります。

nikoさん

姿勢を良くしようと腰を反らないように、お腹から背中に向けての力、背中からお腹に向けての力で体をサンドする様に座ると、美姿勢&座りながら消費する体へ。

座り続けずに、一息つく度にその場で立ち上がるだけでも血流の滞りを解消できます。

スマホは目の高さで操作する

姿勢を良くするためには、スマホを目の高さで操作することを習慣化できるよう意識してみてください。

スマホを見下ろす姿勢は首や肩に負担がかかり、猫背やストレートネックの原因にも繋がります

ストレートネックは首のS字カーブがまっすぐな状態になり、肩こりや眼精疲労が起こりやすくなることが特徴です。

ストレートネックとは

スマホを操作する時は画面を目線と同じ位置に上げて、下を向かないようにしましょう。

目線の高さにスマホを上げると腕が疲れる場合は、反対の手を脇の下に挟むと疲れにくく安定しやすいのでおすすめです。

nikoさん

意外に盲点ですが、しっかり両目で画面を見る。という意識が姿勢の為にも必要です。
片目で見ているという事は、首やカラダが歪みながら操作している可能性があります。


首や体は正面・両目で画面を見て、歩きスマホをしない事が美姿勢・不調のないカラダ作りのポイントの1つです。

前かがみになる時は脚の付け根から倒す

日常生活の中で前かがみになる時は背中を曲げるのではなく、脚の付け根から倒すように習慣づけましょう。

背骨は骨が連なっていて繊細な造りなので洗顔や歯磨きの際に背中を曲げる動作をすると、身体に負担がかかりやすいです。

一方股関節は背骨に比べて頑丈なので、前かがみになる場面では膝を曲げて脚の付け根から倒すようにすると負担が少なく済みます。

小さな負担でも毎日続けていると背中や腰の痛みに繋がるので、習慣化できるよう少しずつ意識してみてください。

自分に合った枕やマットレスを使用する

姿勢を良くする習慣として、高さの合う枕や自分に合ったマットレスを使用することが挙げられます。

猫背や巻き肩に悩んでいる方は寝る時の姿勢を見直すことで、筋肉や関節への負担を抑えることが可能です。

枕の高さが合わないと首のS字カーブが崩れて首や背骨に無理な負担がかかり、猫背や巻き肩の悪化に繋がる場合もあるので注意しましょう。

また自分に合ったマットレスを使うと睡眠の質が上がり、筋肉の緊張を和らげることに役立ちます。

nikoさん

巻き肩で悩まれる方や首の凝り・疲れを感じる方は、横向きで寝るよりも上を向いて寝るのが良いですが、寝ている時は無意識なのでストレスのない寝方が1番です。

睡眠時には1日のうち6〜8時間同じような姿勢が続くので、普段の姿勢にも大きく関わってきます。
長い目で健康を考えると、オーダーメイドで枕を作る事やカラダにフィットしたマットレスにする事が、姿勢や健康に対しかなり効果的です。

バランスの取れた食事を摂る

姿勢を良くする習慣として、栄養バランスが整った食事を摂ることが挙げられます。

脳や脊髄が姿勢を制御するため栄養を十分に摂り、脳機能を活性化することで猫背の予防に繋がる場合も。

また正しい姿勢を維持するためには腹筋や背筋・脚力が必要なので、筋肉の機能を向上させる以下の栄養素を摂取しましょう。

タンパク質肉類
魚介類
卵類
大豆類
カルシウム乳類
大豆類
ビタミンDきのこ類
魚介類
卵類
乳類

タンパク質は身体を作る基となる栄養素で、カルシウムやビタミンDは骨の健康を支えて筋肉の機能を向上させます。

また適度な水分補給も筋肉の柔軟性を保つことに役立つので、意識してみてください。

運動習慣を身につける

姿勢を良くする習慣として、筋トレ・ストレッチを取り入れて運動習慣を身につけることも重要です。

ストレッチをすると同じ姿勢が続くことで硬くなった筋肉の柔軟性が向上し、猫背の予防にもなります。

また正しい姿勢を維持するためには、背中や腹部の筋肉を強化することが大切です。

自分の姿勢をチェックし、どこの筋肉をより強化すべきかを確認してみましょう。

  • 反り腰になりやすい方
    腹筋を強化することがおすすめ
  • 猫背になりやすい方
    背筋を強化することがおすすめ

またインナーマッスルを鍛えると骨盤・背骨・関節の適切な位置を保ちやすくなり、正しい姿勢が維持しやすくなります。

このあと姿勢を良くする筋肉トレーニング・ストレッチを紹介するので、ぜひ習慣として取り入れてみてください。

▼インナーマッスルの鍛え方については以下で詳しく解説しています。
腹筋のインナーマッスルの鍛え方!効果が出るまでの期間も解説
▼体幹の鍛え方については以下で詳しく解説しています。
ピラティスで体幹を鍛える方法!自宅でできるトレーニングメニューを紹介

姿勢を良くする筋肉のトレーニング・ストレッチ方法

姿勢を良くする筋肉トレーニング・ストレッチは、以下の通りです。

ストレッチは悪い姿勢が原因で凝り固まった筋肉を柔らかくでき、筋トレは筋肉を強化することで正しい姿勢が保ちやすくなります

デスクワークのように長時間同じ体勢が続く際は、合間にストレッチを取り入れると身体がリセットされやすいです。

どのエクササイズも自宅で簡単にできるので、無理せず続けられる回数から徐々に行ってみてください。

肩周りのストレッチ

肩回りのストレッチは、猫背による巻き肩や背骨の歪みの予防改善に効果的です。

肩周りのストレッチ
  1. 壁の前に横向きに立ち、肘を肩の高さまで上げる
  2. そのまま肘から手のひらまで壁につける
  3. 上体を外側にひねり、胸の筋肉を伸ばす
  4. その姿勢のまま30秒キープする

壁につけた手のひらの高さを変えると満遍なく筋肉が伸ばせるので、一番伸びると感じる場所を探してみてください。

ただし痛みを感じるほど伸ばすとかえって筋肉が硬直しストレッチの効果が低下に繋がるため、注意が必要です。

大胸筋のストレッチ

猫背の方は身体の前面の筋肉が縮む傾向があるので、大胸筋をストレッチして血行を促進しましょう

大胸筋のストレッチ
  1. 両手を背中の後ろで組む
  2. 両肘を伸ばして胸を前に突き出す
  3. 元の姿勢に戻り、同じ動作を繰り返す

ストレッチをしている間は緊張を和らげるために呼吸をしながら、筋肉の伸びを意識してみてください。

ストレッチをする際は最低20秒間筋肉を伸ばす必要があり、痛みを感じない程度にゆっくり伸ばすことが大切です。
※厚生労働省「ストレッチングの実際

股関節のストレッチ

股関節のストレッチは上半身と下半身を繋ぐ腸腰筋が伸ばせるので、反り腰や腰痛の予防に繋がります

股関節のストレッチ
  1. 片膝立ちの姿勢になる
  2. 膝の下にかかとがくるよう意識し、両手を膝に置いて前方の脚に体重をかける
  3. 骨盤・背骨を立てて、上に引き上げ続ける
  4. そのまま20秒キープする
  5. 元の姿勢に戻る
  6. 同じ動作を繰り返す

ストレッチでは伸ばす部位を意識することが大切なので、股関節の前面に手を当てて伸びているかを確認してみましょう。

腸腰筋が硬くなると筋肉が収縮して腰の骨が前にぴっぱられて反り腰や猫背になりやすくなるので、ストレッチを取り入れてみてください。

背中のストレッチ

背中の筋肉が硬くなると猫背や反り腰に繋がるので、ストレッチで筋肉を伸ばしましょう。

背中のストレッチ
  1. 爪先を正面に向けて立つ
  2. 脚は拳1個分間隔を空ける
  3. 手のひらを前で組み、顔の前から頭までゆっくり上げる
  4. この時、顎を少し上げて首も一緒に反らす
  5. 手を頭の上まで上げたら顔を正面に戻す
  6. 手のひらで天井を押し上げるように背伸びをする
  7. そのまま20秒間キープする
  8. お腹に力を入れた状態で、腕を横から降ろす

かかとを上げると重心が傾く方は、足の裏を床につけたままで行いましょう。

呼吸を意識することで交感神経と副交感神経が交互に働き、筋肉の伸びが良くなるので意識してみてください。

プランク

プランクは正しい姿勢の維持に役立つ体幹が鍛えられるトレーニングで、猫背の改善や姿勢の安定に繋がります

プランク

【プランクのやり方】

  1. 両膝を床につけてから、両肘を肩の真下に置く
  2. 空気でお腹を膨らませながら片足ずつ伸ばす
  3. つま先を立てるように身体を持ち上げる
    ※お尻は上げすぎず下げすぎず、肘・お腹・お尻・つま先で支える
  4. そのまま20秒キープ
  5. ゆっくりと膝から身体を下ろす
nikoさん

究極の全身運動であるといえるプランクは、主にお腹に意識を持っていきます。
お腹はパンパンにしたまま空気を抜く事なく呼吸は続けます。
鏡が横にあると、姿勢を確認しやすいです。
頭が上がっていないか、下がっていないか、腰が反っていないか、は大切な確認ポイントです。

インナーマッスルを鍛えることで姿勢改善だけでなく、猫背からくる肩こり・腰痛の改善にも効果的です。

筋肉トレーニング中は力が入って呼吸が止まりがちなので、鼻から吸って口から吐くことを意識しましょう。

お尻が上がったり膝が曲がると効果が得られないので、横から見た際に身体が一直線になるよう心掛けてみてください。

ヒップリフト

ヒップリフトはお尻の中でも大きな筋肉である大臀筋や、腰回りの筋肉が鍛えられるトレーニングです。

体幹の強化にも繋がり、正しい姿勢を保持する力をつけられるので取り入れてみてください。

ヒップリフト

【ヒップリフトのやり方】

  1. 仰向けに寝転がり、膝を立てる
  2. 腕をまっすぐ伸ばし、手のひらを床につける
  3. お尻をゆっくり持ち上げる
  4. 2~3秒キープする
  5. 息を吐きながらゆっくりお尻を下げる
  6. 3~5の動作を10回×3セット繰り返す

角度が90度になるように膝を立て、かかとがお尻に近づきすぎないように意識しましょう。

お尻を上げ過ぎると腰が反って腰痛にも繋がるので、肩から膝まで一直線になるように注意してください

nikoさん

膝の角度90度で効果的なのはハムストリングスです。
脚の引き締めやヒップアップにも重要な筋肉で、太ももの裏側に刺激が入っていたらOK。
足の裏全体をしっかり床につけて、手のひらと足の裏で床を押す様にしてお尻を持ち上げる事・膝の向きは真っ直ぐを意識する事・恥骨とおへその位置を近づける様にお腹を縮ませながらお尻を持ち上げる事で、安全に効率よくエクササイズできます。

スーパーマン

スーパーマンは、背中の大部分を占める広背筋と脊柱起立筋が鍛えられるトレーニングです。

スーパーマン

【スーパーマンのやり方】

  1. うつ伏せになる
  2. 手の平を下に向けた状態で手足をまっすぐに伸ばす
  3. 両腕と顔を床から離して持ち上げる
    ※同時に脚の付け根から両足を持ち上げる
  4. 3~5秒キープする
  5. 両手足が床につくギリギリまで下げる
  6. 3~5の動作を10回×3セット繰り返す

顔を前に向けると首や肩に余計な力がかかってしまうので、目線は床に落とすようにしましょう

手足をまっすぐに伸ばすことで、背中やお尻の筋肉を効率的に刺激できます。

反動を使わずに背中やお尻の筋肉をぎゅっと締めて、ゆっくり手足を持ち上げるよう意識してみてください。

nikoさん

綺麗な姿勢を保つ為にも必要な筋肉が鍛えられます。
腰痛がある方や反り腰の方はご自身でされるのは控えた方が良いでしょう。
お腹いっぱいに空気を膨らませながら両手足をアップする事で、安全にエクササイズを行えます。
両手足を床に下ろしたら一度息を吐き、又お腹を膨らませながらを繰り返します。
手の向きは親指が天井を向く様に、立ち姿勢の時と同じ手の向きで行います。

姿勢を良くする習慣を身につけて疲れにくい身体を目指そう

姿勢が悪い方は筋肉量が少なく、1日中正しい姿勢を保つことは難しいので、姿勢を良くする習慣を身につけて徐々に改善していきましょう

猫背や反り腰などの悪い姿勢は筋肉や関節に大きく負担をかけるので、肩こりや腰痛など様々な身体の不調に繋がります。

また筋肉が硬くなることによって血行不良や内臓機能が低下し、脂肪を溜めこみやすい身体になってしまう可能性も高いです。

正しい姿勢を維持しやすくするためにもストレッチで硬くなった筋肉をほぐし、筋トレで背筋や腹筋・脚力を強化しましょう

また身体の深部にあるインナーマッスルを鍛えると、身体を内側から支える力が強まって姿勢改善に繋がります。

インナーマッスルを効果的に鍛える方法としては、呼吸を意識しながら身体を動かすマシンピラティスがおすすめです。

ピラティスでは身体の動かし方や呼吸法に注力することで、身体の内部に効率的に働きかけて芯から整えることができます

持続的な姿勢改善には

マシンピラティススタジオ【the SILK】がおすすめ

the SILKのLP画像

ピラティスはリハビリを目的として開発されたエクササイズで、幅広い世代の方が取り組むことができます。

身体の深部にあるインナーマッスルを鍛えることで、正しい姿勢を維持しやすくなり姿勢改善にも効果的です。

【マシンピラティスのメリット】

  • 背骨や骨盤が正しい位置に戻る
  • 身体の左右のバランスが整う
  • 内臓機能の回復に繋がる
  • 身体の柔軟性が高まる
  • 初心者でも正しい姿勢が維持できる

姿勢が改善することで下にずれた内臓が骨に押されて元の位置へ戻るので、内臓機能が回復し、代謝の向上に繋がります。

代謝が向上すると消費カロリーが増えて痩せやすい身体になるため、女性らしいしなやかな身体を手に入れたい方にもおすすめ。

またthe SILKではリフォーマーというマシンを使ってレッスンを行うので、筋肉量が少ない方でも正しい姿勢を身につけることが可能です。

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