「ピラティスでO脚は改善できるの?」
「O脚の改善に効果のあるエクササイズは?」
O脚によってスタイルが悪く見えることに悩んでおり、ピラティスで改善できるのか知りたい方も多いでしょう。
姿勢の悪さや筋力不足でO脚になっている場合は、ピラティスで改善が期待できます。
しかしピラティスで改善できないO脚のタイプもあるので、まずは自分のO脚がどちらのタイプなのか知ることが大切です。
そこで本記事では、ピラティスで改善できるO脚のタイプやピラティスがO脚改善に効果的な理由を詳しく解説します。
改善におすすめなエクササイズも紹介するので、自宅でエクササイズに取り組みたい方は必見です。
ピラティスでO脚改善に必要な筋力や柔軟性をアップさせ、まっすぐな美しい脚を目指しましょう。
ピラティスでO脚は改善できる?治らないタイプの見分け方
O脚には、ピラティスで治るタイプと治らないタイプの2つがあります。
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自分のO脚はどちらのタイプなのか、本章を読んでぜひ確認してください。
骨盤の歪みや筋力不足が原因なら効果が期待できる
骨盤の歪みや筋力不足など後天的な要因でO脚になっている場合は、ピラティスで改善が期待できます。
後天的にO脚になる原因は、以下の通りです。
- 足組み・片足重心などによる骨盤・姿勢の歪み
- 骨盤まわりや内ももの筋力低下
- 背中・お尻の筋肉の柔軟性低下
ピラティスは骨盤の歪み解消・筋力アップ・柔軟性の向上が叶うエクササイズなので、O脚の原因となる症状を解消できます。
また筋肉を鍛えて体幹を強化すれば正しい姿勢をキープしやすくなるため、O脚の予防にも効果的です。
先天的に脚の形が変形している場合は治らないことも
生まれつきなど先天的に脚が変形しているタイプのO脚は、ピラティスで治すのが難しいことがあります。
先天的なO脚の要因は、以下の通りです。
- 生まれつき骨が歪んでいる
- 発育不全で骨に異常がある
- 靭帯がゆるんでいる
- 骨や軟骨の疾患がある
特に臼蓋形成不全という膝下O脚は、股関節周りの骨が十分に形成されていないためピラティスでの改善は困難でしょう。
自力で治そうとすると怪我をしたり症状が悪化したりする恐れがあるため、医療機関に相談することをおすすめします。
しかし先天的なO脚の場合でも、関節への負担を軽減する目的でピラティスを実施するのは効果的です。
ピラティスがO脚改善に効果的な理由
ピラティスを行うことで、O脚改善につながる以下の効果が期待できます。
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本章ではO脚改善に効果的な理由を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
姿勢・骨盤の歪みが矯正される
ピラティスによりインナーマッスル(体幹)が鍛えられることで、骨盤が正しい位置に戻り美しい姿勢を保てるようになります。
骨盤の歪みはO脚だけでなく猫背や反り腰にもつながるので、ピラティスで身体の左右バランスを整えることが大切です。
体幹が強化されれば自然と正しい姿勢をキープでき、全身がスラっと美しく見えるようにもなります。
美しい姿勢は「自信に満ちている」「品がある」など、周囲の人にプラスイメージを与えるでしょう。
脚や骨盤まわりの筋力がアップする
ピラティスによって脚や骨盤まわりの筋肉が鍛えられるため、脚の内側・外側の筋力のバランスが整います。
骨盤を支える筋力が衰えると骨盤が歪みやすくなるので、O脚改善には筋力アップが重要です。
中でも太ももの内側にある内転筋群・太ももの前面にある大腿四頭筋を鍛えると、O脚改善に高い効果が期待できます。
またエネルギー代謝が上がるため脂肪を燃焼しやすくなり、痩せやすい身体づくりにもつながるでしょう。
柔軟性が向上する
ピラティスにはストレッチが組み込まれたエクササイズが多数あるので、柔軟性が向上します。
股関節が硬いとO脚になりやすいため、ピラティスで関節の可動域を広げることが大切です。
また柔軟性がアップすると筋肉がほぐされ、正しい姿勢を維持しやすくなったり血流が促進されたりするメリットもあります。
高い柔軟性は身体にかかる負担を軽減する効果も期待でき、ケガの防止にもつながるでしょう。
身体の正しい使い方が分かる
ピラティスを行うことで、重心の取り方や歩き方などの正しい身体の使い方が分かるようになります。
内股・がに股足やハイヒールを履いて重心が偏った状態で歩くことは、O脚になる原因の一つです。
筋肉がついて体幹が安定すると身体の悪いクセも改善するので、身体を正しくコントロールできるようになります。
日常生活でも自然に正しい歩き方ができるようになり、O脚の改善や防止に効果が期待できるでしょう。
O脚改善におすすめなピラティスのポーズ
自宅でもできるO脚改善におすすめなピラティスのポーズ※を紹介します。
※厳密には静止したポーズではなく、連動した動作になります。
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連動した動作のため厳密にはポーズよりエクササイズに近いですが、ピラティスマットが一枚あればできるのでぜひ挑戦してみてください。
ショルダーブリッジ|寝ながら治す初心者向きのエクササイズ
ショルダーブリッジは寝た状態で大臀筋・内転筋群・骨盤底筋群を鍛えられるエクササイズで、初心者でも挑戦しやすいメリットがあります。
- 仰向けになってひざを立て、脚をこぶし1つ分くらい空ける
- 息を吐きながら、背骨を一つひとつはがすように骨盤側から持ち上げる
- 肩・骨盤・ひざのラインが一直線になる体勢をキープする
- 息を吸い、吐きながら胸側から順に背骨を一つひとつ床につける
- 2~4の動きを10回繰り返す
筋力アップだけでなく、背中や腰の柔軟性を向上させることも可能です。
動作中、膝が開かないようにこぶし1つの幅を保つよう意識しましょう。
またお腹を引っ込めるように筋肉を動かすことで、腰が反るのを防いでヒップアップ効果も高められます。
スタンディング・フロッグ|関節のねじれを解消する
スタンディング・フロッグは、関節のねじれや筋力バランスの調整に効果がある「ピラティスV」のポジションをとれるエクササイズです。
- かかとを付け、つま先をこぶし1つ分空ける
- かかとを上げ、ひざをつま先の方向に開きながらしゃがむ
- 伸びをしながらひざを閉じ、かかとを床に下ろす
- 2~3の動きを5回繰り返す
エクササイズ中は常にかかとを付け、離れないようにするのがポイントです。
また背骨がまっすぐになっているのを意識し、軸がぶれないように注意して行いましょう。
インナーサイリフト|内腿の筋肉を鍛えられる
インナーサイリフトは、内腿とお尻に効果があるO脚に悩む人におすすめなエクササイズです。
- 横向きに寝て両脚をまっすぐに伸ばす
- 上側の脚のひざを曲げ足の裏を前側の床に着け立てた状態にする
- 下側の脚のつま先を伸ばし上下に5回動かす
- 1~3の動作を反対側でも行う
エクササイズを継続して行い内腿の筋肉を鍛えることで、外側に伸びていた筋肉が収縮しO脚改善が期待できます。
はじめは上記の2のスタートポジションもきつく感じるかもしれませんが、回数を重ねるごとに慣れていくでしょう。
踵から上に持ち上げることがポイントなので、O脚に悩む方はぜひ試してみてください。
ピラティスマシンを使ったO脚を効率的に改善できるエクササイズ3選
О脚を効率的に改善できる、リフォーマーを使ったマシンピラティスのエクササイズを紹介します。
マシンの補助によって正しいフォームをとりやすくなるので、初心者でも無理なくエクササイズができます。
自分のレベルに合わせて負荷の調整もできるため、安全にエクササイズしたい方はぜひマシンピラティスに挑戦しましょう。
レッグ・サークル
レッグ・サークルは脚を円のように動かすことで股関節をほぐし、柔軟性を高めるエクササイズです。
- 仰向けになり、両腕は身体の横に伸ばしておく
- ストラップに両脚をかけ、外側から円を描くように回す
- 5回行ったら、内回りに脚を5回動かす
脚を動かすときは、骨盤が浮いたり腰が反ったりしないように注意して行いましょう。
スプリングの強度を変えることで難易度を調整できるので、初心者でも無理なく行えます。
フットワーク
フットワークは大臀筋・内転筋・ハムストリングスなど、脚全体の筋肉を鍛えられるエクササイズです。
- 仰向けになり、両腕は身体の横に伸ばしておく
- フットバーにつま先を乗せる
- 息を吐きながらつま先で押し出し、息を吸いながらもとに戻る
- 3の動きを数回繰り返す
慣れてきたら、ウォーキングするように脚を交互に入れ替えながら動かしてみましょう。
筋肉をバランスよく鍛えることで偏った脚の使い方が矯正され、脚のラインがきれいになります。
フロッグ
フロッグは内転筋や下腹部全体の筋肉を鍛えられるエクササイズです。
- 仰向けになり、ストラップに両脚をかけて脚を伸ばす
- かかとを付け、つま先をこぶし1つ分空ける
- 息を吸いながら、平泳ぎの脚のようにひざを曲げる
- 息を吐きながら、斜め上方向に向かって脚を蹴るように伸ばす
- 3~4の動きを5回繰り返す
ひざを曲げるときも伸ばすときも、常にかかとを付けたままキープするのがコツです。
脚やウエストが引き締まり、骨盤の歪みも解消されます。
ピラティスとO脚に関するよくある質問
ピラティスとO脚に関するよくある質問をまとめました。
ピラティスの効果やO脚の矯正方法について疑問が残っている場合は、ぜひ参考にしてください。
Q1:X脚・XO脚にも効果はある?
ピラティスはX脚・XO脚にも効果が期待できるエクササイズです。
X脚・XO脚になるのはO脚と同様、筋力不足・柔軟性の低下・骨盤の歪みが原因であるケースがほとんど。
ピラティスで太ももや骨盤まわりの筋肉が強化され柔軟性もアップすれば、身体のバランスが改善されてまっすぐな足を目指せます。
Q2:脚やおしりなどの下半身やせに効果はある?
ピラティスを行うことで脚やおしりの筋肉が鍛えられるので、下半身が引き締まり美しい脚を目指せるでしょう。
中でも専用マシンを使って特定部位を鍛えられるマシンピラティスなら、脚やおしりを集中的にトレーニング可能です。
またピラティスで骨盤の位置が矯正されることで、脚が細く見えやすくなる効果も期待できます。
Q3:マシンピラティスでO脚を矯正できる?
マシンピラティスのリフォーマーを使うことで、効率よくO脚を矯正できます。
リフォーマーとは、スプリングやバーを使って身体の動きをサポートしてくれるマシンです。
脚や骨盤まわりの筋肉など気になる部位をピンポイントで鍛えられるので、O脚改善に高い効果が期待できます。
関節の可動域が広がり脚全体の筋肉がまんべんなく鍛えられることで、美しいラインの脚を目指せるでしょう。
Q4:エクササイズの時間は20分・30分・1時間どれが適切?
ピラティスは1回あたり1時間行うのが理想とされています。
1時間あると、ウォームアップ・エクササイズ・クールダウンの時間をしっかりと確保することが可能です。
しかし最初から1時間やるのはハードルが高いため、初心者の場合は20~30分程度の短い時間からはじめるのがおすすめ。
まずはピラティスのエクササイズに慣れつつ習慣化することを目標にして、徐々に時間を延ばしていきましょう。
Q5:O脚・X脚はヨガでも治せる?
ピラティス同様、ヨガにもO脚・X脚の改善に効果が期待できるポーズがあります。
おしりの筋肉を伸ばしたり内ももの筋肉を使ったりするストレッチによって、脚の歪みを整えることが可能です。
柔軟性アップを重視するならヨガ、筋力アップを重視するならピラティスが向いているでしょう。
Q6:足が長くなるって本当?
ピラティスによってO脚が改善されると曲がっていた膝がまっすぐになるため、足が長くなることがあります。
また背骨の配列がよくなり、猫背やストレートネックが解消されて身長が伸びることも。
さらに身体のバランスが整って姿勢も改善されるので、スラっとした美しいスタイルに見えるでしょう。
ピラティスでO脚を改善してまっすぐな足を手に入れよう!
骨盤の歪みや筋力不足でО脚になっている場合は、ピラティスで改善が期待できます。
脚が変形してО脚になっている場合でも、関節への負担を軽減する目的でピラティスを実施するのは有効です。
ピラティスを行えば筋力や柔軟性がアップし、身体の歪みが解消されてスラっとした美しい脚を目指せます。
マットが一枚あれば自宅でもピラティスができるので、本記事で紹介したO脚改善に効果的なエクササイズに挑戦してみましょう。
正しいフォームで行うことに自信がない方は、マシンの補助で安全にエクササイズできるマシンピラティスを選ぶのがおすすめです。
ピラティススタジオならインストラクターのわかりやすい指導も受けられるので、ぜひ一度レッスンに足を運んでみてください。
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(引用:theSILK公式サイト)
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