ヨーグルトは腸活に良いとされておりダイエットに取り入れる方も多いですが、「本当に効果はあるの?」と思っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回the SILK編集部では以下の10代から60代の男女198名にアンケート調査を行い、ヨーグルトダイエットについての声を集めました!
本記事は年代・性別さまざまな方へのアンケート結果をふまえ、ヨーグルトダイエットにおける以下のような情報を実体験ベースでご紹介します!
- ヨーグルトで本当に痩せるの?
- どれぐらい食べればいいの?
- いつ食べるのが効果的?
- どういうレシピで食べればいいの?
またヨーグルトダイエットの利点だけではなく、経験者の声をもとにした注意点についても赤裸々に解説。
本記事を読むことで、ヨーグルトダイエットをどのように取り入れると効果的かが具体的に理解でき、健康的に痩せるビジョンが描けます。
ヨーグルトダイエット経験者のおすすめの種類やレシピも紹介するので、やり方が気になるという方はぜひ記事を最後までチェックしてください!
【the SILK 独自調査情報】
本記事は、the SILK編集部独自アンケート結果をもとに構成・執筆しています。
アンケートの実施内容 | 概要 |
---|---|
調査方法 | Webアンケート (クラウドワークス) |
調査地域 | 全国 |
調査期間 | 2024年10月 |
対象者 | 男女 |
調査人数 | 198名 |
蓮見 恵莉
(the SILKインストラクター)
【保有資格】
・PSGA JAPANコンプリヘンシブ マスターインストラクター
・IBMA認定ピラティスベーシック
・IBMA認定ヨガベーシック
・コラーゲンスタジオ協会認定 マスターインストラクター
・アスリートフードマイスター初級
・美肌食マイスター初級
【その他】
・グループリフォーマープログラム監修
【プロフィール/経歴】
the SILKの在籍インストラクター。
23歳で出産の後、フィットネスクラブでインストラクターの活動をはじめる。
ヨガ、ピラティス、ストレッチ、セルフマッサージクラスなどの指導をして10年。
現在はフリーのインストラクターとしてスタジオレッスン、パーソナルトレーニングの指導をメインに、PSGA JAPAN等の養成講師も務める。
198名に聞いた!ヨーグルトダイエットを知ってる?/やったことがある?
まずはどれくらい知名度があるのか知りたい方のために、「ヨーグルトダイエットを知っているか」について198名に聞いてみた結果を紹介します!
ヨーグルトダイエットを知っている方はおよそ半数で、さらに知っていた方に「実際に行ったことがあるか」について調査した結果が、以下になります。
ヨーグルトダイエットを知っていた方の中で、実際に行ったことがある方はおよそ7割という結果でした。
さらに、ヨーグルトダイエットについて知らなかった方に今後試してみたいかを調査した結果が、以下の通りです。
ヨーグルトダイエットを知らなかった方のうち、今後やりたいと思う人・やらないと思う人は約半分ずつという結果でした。
今後試してみたいと答えた方からは、以下のような声があがっています。
- ヨーグルトが好きだから
- ダイエットに繋がる食べ物とは知らなかった
- 腸に良いということは知っていたので
- 気軽にできそうなので
ヨーグルトダイエットのやり方や効果を知れば、実際に試してみようと思う人はもっと増えるはずです。
手軽にできてお腹にも良く、健康的な減量も期待できるダイエットなので、知らないだけで挑戦しないのはもったいないでしょう。
実際にヨーグルトダイエットを試した方の結果を以下で紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ヨーグルトダイエット経験者66名はどれくらいの期間で何キロ痩せた?
ヨーグルトダイエット経験者66名に、どれぐらいの期間で痩せたかを調査した結果がこちらです!
痩せるまでの期間としては1ヶ月で痩せたと回答している方が最も多く、次いで3ヶ月で痩せた人が多いという結果に。
ダイエットの効果が表れるまでの期間は個人差がありますが1週間程度で結果の出た人もおり、66名のうちおよそ半数の方が1ヶ月以内に痩せたと回答しています。
続いて、ヨーグルトダイエットで何キロ痩せたのかについて調査した結果は、以下のようになりました。
ヨーグルトダイエットを行った66名のうち約6割が1〜3kgの減量を実感しており、中には7〜9kgもの減量に成功したという人も!
変化を感じなかった人は7.46%のみで、ヨーグルトダイエットを行った経験者66名のうち実に91%もの方が痩せたと実感しています。
このアンケート結果からも、ヨーグルトダイエットは効果が期待できるダイエットであることがうかがえます。
ただしダイエットは1種類だけではなく、いくつかを併用するのが効果が出やすいとされているので、ここから詳しく解説します。
併用したダイエット方法も調査
ヨーグルトダイエット経験者が他に併用したダイエット方法についての調査結果は以下の通りです!
ヨーグルトダイエット経験者のうち、実に98%以上の人が他のダイエット方法を併用していました。
やはり多くの人が、ダイエットはいくつかの方法を同時に行うのが効率的だと考えているのでしょう。
併用したダイエット方法は「食事制限」が約5割を占め、次いで「運動」と回答した方が約4割と多くを占めています。
運動と回答した方の具体的な運動方法としては以下の通りです。
- ウォーキング (18名)
- ランニング( 11名)
- 筋トレ(8名)
- ヨガ・ピラティス (4名)
- 踏み台・ステップ (3名)
- 水泳( 2名)
- ダンス (1名)
- その他 (3名)
※66名回答・選択式複数回答可
さらに「食事制限」を選んだ方の具体的な方法は以下の回答がありました。
- 間食をなくす(20名)
- 野菜から食べる(16名)
- 糖質制限(14名)
- カロリー制限(14名)
- 脂質制限(8名)
- プロテインやサプリと置き換える(4名)
- ファスティング等の断食(2名)
- その他(3名)
※66名回答・選択式複数回答可
ヨーグルトダイエットはアンケート結果を見ると確かに効果が出やすいようですが、他の方法も併用することで、より効果を実感できるはずです。
ヨーグルトダイエットで痩せる理由
ヨーグルトダイエット経験者に「どこに魅力を感じて始めたのか」を調査したところ、以下のような結果になりました。
約4割の方が「腸内環境の改善」に魅力を感じてヨーグルトダイエットを始めたと回答しています。
ヨーグルトダイエットで痩せる理由について、上記のアンケート結果をもとに、さらに詳しく解説しましょう。
気になる項目をタップ!
腸内環境の改善
ヨーグルトダイエットを実際に行った人の中で、腸内環境の改善に魅力を感じた方は45.05%でした。
以下のようにアンケートの回答を見ても、多くの方がヨーグルトといえば腸に良いということを知っており、腸活がダイエットに繋がることを理解しています。
腸によさそうだし健康によさそうなダイエットと思ったから
ヨーグルトは味も美味しいし、腸活にもなって一石二鳥だからです。
腸内環境も整いそうで健康に痩せれそうだから
ヨーグルトはお腹の調子を整えてくれるので、効果がありそうだと思いました
ヨーグルトには善玉菌の一種であるビフィズス菌が多く含まれており、腸内環境の改善が期待できるでしょう。
ビフィズス菌は食物繊維やオリゴ糖などを食べることで短鎖脂肪酸を産生し、脂肪の蓄積を抑制するので、痩せ菌(痩せる菌)の1つとして知られています。
また腸内フローラを構成する腸内細菌は、2週間程度で入れ替わってバランスが変わる特性があります。
そのため、腸活は開始から2週間程度でその効果を感じやすいとされていますが、今回のアンケートでも1ヶ月以内に痩せたと答えた方が多くいました。
便秘の解消
ヨーグルトダイエットを行った人が感じた魅力としては、便秘の解消も32.43%と腸内環境の改善に次いで多い結果に。
以前からヨーグルトは腸にいいと聞いていたので確実にダイエットになるのかなと感じた
腸内環境が改善するなど健康的な感じがしたから。
ダイエットだけでなく腸内環境も整いそうだから
食べやすく腸内環境も整いそうだから
極端な食事制限などの間違ったダイエットを行うと、便秘になり健康を損ねてしまう可能性があります。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には便秘の解消・予防効果が期待できるので、ダイエット中の便秘を防ぐ意味でも有用です。
便秘になると腸内の悪玉菌が増殖して腸内環境が悪化し、新陳代謝が低下するので痩せにくい体になるリスクがあります。
ヨーグルトの摂取により腸内の善玉菌が増えて悪玉菌が減り、腸内環境が改善されることで便秘の解消も期待できるので、ぜひ試してみてください。
基礎代謝の向上
アンケート結果では、ヨーグルトダイエットの魅力として基礎代謝の向上を挙げている方が7.21%いました。
ヨーグルトは好きなので、簡単にできそうだと感じました
ヨーグルトは好きなので無理なく続けられそうだと思うため
ヨーグルトが好きなので、興味を持ちました。タンパク質が多いので体に良さそう。
ヨーグルトが大好きなので、ダイエットに取り入れてもストレス無く続けられそうだと思いました。
ヨーグルトには腸内環境を改善する効果が期待でき、その結果新陳代謝が良くなることにも繋がるのです。
さらにヨーグルトには質や脂質の代謝を促進させるビタミンB2が含まれており、ダイエット効果も期待できます。
ビタミンB2の効果をより実感したいなら、1日の代謝に影響が大きい朝にヨーグルトを摂取するのがおすすめです。
痩せるヨーグルトダイエットのやり方
ヨーグルトダイエットで効果的に痩せるためには、以下のポイントに気をつけて行うのがおすすめです。
今回のヨーグルトダイエット未経験者131名へのアンケート結果では、摂取する頻度について「いつ摂取すればいいかわからない(朝か夜かなど)」という回答が34名からあがっています。
さらに、「どれくらいの量を摂取すればいいかわからない」という回答も63名でした。
これらのアンケート結果ももとにして、痩せるヨーグルトダイエットのやり方について、詳しく解説していきます。
摂取する量
ヨーグルトダイエット経験者に摂取した量について調査をしたところ、以下のような結果になりました!
ヨーグルトダイエットで痩せるためには、摂取する量が多すぎても少なすぎてもよくありません。
今回のアンケート調査では、実際にヨーグルトダイエットを行った方の67.16%が1日1個の摂取をしていました。
ヨーグルトの量は各商品によっても異なりますが、75g〜180g程度となっています。
ヨーグルトの1日の摂取目安量は100~200g程度(※)となっているので、この量を守ることが大切です。
※参照:農林水産省
上記の数値は1日あたりの牛乳・乳製品の摂取量でもあるため、牛乳や他の乳製品を摂取する場合はヨーグルトの量を減らしましょう。
実際にヨーグルトダイエットを行った方の回答にも、「摂取しすぎると、お腹を壊す」「食べ過ぎると、お通じがよくなり過ぎる」などの声がありました。
ヨーグルトは適量を摂取することでダイエット効果が期待できるので、食べ過ぎには注意してくださいね。
摂取する頻度
ヨーグルトダイエットを行った方にどれぐらいの頻度で摂取したのかを調査したところ、以下のような結果となりました!
ヨーグルトダイエットを行う際には、摂取する頻度もポイントです。
今回のアンケート調査では、実際にった方の74.63%が毎日ヨーグルトを摂取していました。
さらにヨーグルトダイエット経験者からは、「2日や3日で結果が出るわけではない」など、継続する大切さに言及する回答も。
腸内フローラが変化するには2週間ほどの時間がかかることから見ても、ある程度継続して摂取することが大切だといえるでしょう。
ヨーグルトを毎日摂取するには、間食やデザートの代替にしたり、乳酸菌の働きを高める食品を組み合わせて摂取するのがおすすめです。
間食やデザートを毎日食べているという方なら置き換えることで継続しやすく、カロリーも減って必要な栄養素も取れるので、健康的な減量が期待できます。
ヨーグルトで痩せるコツは食べるタイミングで異なる
ヨーグルトで痩せるためには、食べるタイミングも大切です。
アンケート調査では「いつ摂取すればいいかわからない」という声が、ヨーグルトダイエット未経験者131名中、34名からあがっていました。
実はヨーグルトは食べるタイミングによって、以下のように期待できる効果が異なります。
タイミング | 主な効果 |
---|---|
朝に食べる | 基礎代謝の活性化やエネルギーの持続 |
夜ご飯時or寝る前に食べる | 腸内環境の改善 |
食前に食べる | 食欲の抑制 |
それぞれのタイミングでの摂取の効果について、以下で詳しく解説しましょう。
朝に食べる
朝食時にヨーグルトを摂取すると、一日の代謝を活性化させる効果が期待できます。
これはヨーグルトに含まれるたんぱく質を摂取することで、体脂肪の燃焼が促進されるからと言えるでしょう。
その他にも、以下のようなダイエット効果が期待できます。
- 基礎代謝の活性化
- 脂質・糖分の分解促進
- エネルギーの持続
基礎代謝の活性化以外にも、ヨーグルトに含まれるビタミンB2は、食中の脂質や糖質を分解促進する働きがあるのが特徴です。
そのため、ヨーグルトを朝食べる際は、他の物を食べる前に摂取するのが良いでしょう。
また朝食前にコップ1杯の白湯を飲んでからヨーグルトを食べると、胃腸の働きが活発になり、栄養素の吸収も促進されやすくなります。
朝食をしっかり取りたい方や1日の代謝を高めたい方は、ぜひ朝にヨーグルトを取り入れてみてください。
夜に食べる
夜にヨーグルトを食べると、腸内環境の改善に効果的です。
特に夕方から夜にかけては「腸のゴールデンタイム」と呼ばれ、腸の活動が最も活発になる時間帯と言われています(※)。
※出典:株式会社明治
腸内環境が改善されると期待できるダイエット効果は、以下の通りです。
- 睡眠中の代謝促進
- 老廃物の排出促進
- 便秘改善
- 睡眠の質向上
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が、夜間の消化器系の活動を助けることで、上記のような腸内環境の改善効果が期待できます。
特に睡眠中は消化器系の活動が低下するため、就寝の2~3時間前に摂取すると、腸内細菌の働きを支援し代謝促進にもつながるのも特徴です。
またヨーグルトに含まれるトリプトファン(※)は、腸内環境の改善やダイエット効果だけでなく、睡眠の質向上の効果にも期待できます。
※トリプトファン:必須アミノ酸の一種で、体内でセロトニンやメラトニンに変換される。
腸内環境の改善以外にも睡眠の質を上げたい方や夜食を控えたい方は、夜にヨーグルトを食べるのがおすすめです。
食前に食べる
ヨーグルトを食前に食べることで、空腹感が満たされ、食欲を抑制する効果が期待できます。
ヨーグルトに含まれるたんぱく質と脂質は消化に時間がかかり、満腹中枢を刺激することで空腹感を満たせるのが特徴です。
そのため食前にヨーグルトを食べる習慣があると、過食を防ぎ適切な食事量の維持につながるので、ダイエットにも役立ちます。
食前にヨーグルトを食べる際は、以下のポイントを意識してみてください。
- 食事の15〜30分前に摂取する
- 無糖・プレーンタイプを選ぶ
- 適量を取る(1回100g程度)
- 果物や野菜を組み合わせる
食前の摂取には食欲抑制の効果以外にも、血糖値の急激な上昇を防ぐ効果(※)にも期待できるため、食事の15~30分前くらいに食べるのがおすすめです。
※個人差があります
また砂糖の入った甘いタイプのヨーグルトでは、血糖値上昇を防ぐ効果を台無しにしてしまうので、無糖タイプやプレーンタイプを選びましょう。
夜ご飯でついつい食べ過ぎちゃう方や血糖値が上がりやすい方は、ぜひ食前のヨーグルトを取り入れてみてください。
【198名に調査】ヨーグルトで痩せる組み合わせの食べ方・レシピ
ヨーグルトダイエットのレシピについて調査したアンケート結果が、以下の通りです。
ヨーグルトで痩せる組み合わせの食べ方・レシピは、できるだけ多く知っておく方がダイエット効果が期待できます。
今回のアンケート調査では、ヨーグルトダイエット経験のある66名のうち20名が「飽きて挫折した」との回答をしていました。
さらに、知っていたけどやったことがない人の中でも「味が苦手/飽きそう」という回答をした方が71名もいます。
ヨーグルトダイエットは継続してこそ効果も出やすいので、飽きて挫折しないようレシピのレパートリーを多く持っておくことは重要です。
アンケートの結果をもとにして、おすすめのヨーグルトレシピをご紹介します。
- バナナ1本を皮をむき、5mm幅の輪切りにする
- 器にバナナを入れ、ヨーグルト200gを入れる
- はちみつ適量をかける
バナナはヨーグルトと同じで整腸作用があり、はちみつには免疫力を向上させる作用があるので、合わせて食べれば健康的なダイエットが行えます。
フルーツはバナナ以外にも、ベリーやイチゴ・リンゴなどを取り入れても大丈夫です。
間食やデザートにヨーグルトを置き換えるのは簡単ですが、飽きやすいデメリットがあるので、調味料として使用するなど工夫して摂取しましょう。
198名が選んだ、お気に入りのヨーグルトランキング!
198名に市販のお気に入りのヨーグルトについて調査を行った結果をランキング形式でご紹介します!
今回アンケート調査を行った198名のうち、およそ31%にあたる62名が明治のブルガリアヨーグルトをお気に入りとしてあげています。
- 酸味がマイルドで食べやすい
- 定番で口に合う
- 無糖でも加糖でもお好みでできるから
- 昔からあるので安心して食べられる
- ベーシックな味だから
ブルガリアヨーグルトに次いで多かったのがオイコスで、198名のうち7%にあたる14名が名前を挙げていました。
オイコスを選んだ理由としては、「タンパク質を摂れる。お腹にたまる。」「タンパク質が豊富で量もたくさん入っている」などがあります。
現在はさまざまなヨーグルトが発売されているので、上記のランキングを参考に、まずは自分に合うヨーグルトを見つけるところから始めましょう!
ヨーグルトダイエットに適したヨーグルトの選び方
ヨーグルトダイエットを成功させるには、ダイエットに適したヨーグルトを選ぶことも大切です。
今回のアンケート調査では、「どの種類(菌)がいいかわからない」という声が131名のヨーグルトダイエット未経験者のうち37名からあがっていました。
ダイエットに使用するヨーグルトを選ぶ際には、以下のポイントを意識して選びましょう。
ヨーグルトはその種類や加工の仕方・容量などによって、さまざまなものが販売されています。
アンケート結果をもとに、ヨーグルトダイエットに適した商品を選ぶためのポイントを、以下で詳しく解説しましょう。
ヨーグルトの種類で選ぶ
ヨーグルトは使用している菌が商品によって異なるのも特徴で、菌についてはさまざまな考え方があります。
今回のアンケート調査では、「菌が合わないのか腹痛と下痢に悩まされる」などの回答もあり、自分に合う菌のヨーグルトを選ぶことも大切です。
ヨーグルトで使用される菌には、以下の種類があります。
- ブルガリクス菌:サーモフィルス菌の生育を助ける
- サーモフィルス菌:ブルガリクス菌とセットで古くから乳製品に使用されている
- ガセリ菌:脂肪の吸収をおさえる働きがある
- ビフィズス菌:腸内に元々存在している菌
どの菌が自分に合ってどの菌が合わないかということは、実際に食べてみないと分かりませんので、数日から数週間単位で試してみると良いでしょう。
さらにヨーグルトの特質ごとにも種類があり、ダイエットに用いるときは以下も踏まえて選ぶのがおすすめです。
ヨーグルトの種類 | 特徴 |
---|---|
プレーンヨーグルト | ・砂糖や香料を加えていないため、カロリーが低め ・料理やアレンジに使いやすい ・たんぱく質が豊富で満腹感が得られやすい |
ハードヨーグルト | ・食感が濃厚で満足感が高い ・プリン状のため、おやつやデザート代わりにも最適 |
ドリンクヨーグルト | ・飲みやすく、手軽に摂取できる ・外出時や忙しい朝の時間帯にも便利 |
料理に使用する際にはプレーンタイプ、おやつの代替にするならハードタイプなど、取り入れ方によって選ぶのも良いでしょう。
ヨーグルトダイエットは続けることで効果が感じられやすいので、食べ空きを防ぎ継続することを優先して選ぶのがおすすめです。
糖分や脂肪分が少ないヨーグルトを選ぶ
ダイエット用のヨーグルトを選ぶ際には、以下のチェックポイントをふまえて糖分や脂肪分の少ない商品を選ぶのがおすすめです。
- 無糖タイプを選ぶ
- 低脂肪または無脂肪タイプを選ぶ
- 機能性表示食品やトクホを活用する
- 原材料をチェックする
せっかくヨーグルトダイエットを行っても、含まれる糖分や脂肪分でカロリーオーバーとなってしまえば、かえって太る可能性もあります。
アンケート調査でも、ヨーグルトダイエット経験者から以下のような声があがっていました。
脂肪分や糖分が高いものはダイエットに向かないので、無糖をおすすめします。
砂糖を加えた加糖タイプはカロリーが高いので、無糖ヨーグルトではちみつやフルーツなどを加えて甘さやカロリーを調整するのがおすすめ。
また低脂肪や無脂肪タイプのヨーグルトも、タンパク質の含有量は通常タイプと同じで、味も濃厚で満足できるものが多いです。
さらに骨密度対策や記憶力の維持などに期待できる機能性表示食品や、菌を効率的にブレンドしたトクホのヨーグルトなどもあります。
アンケート結果でも合う/合わないの個人差が指摘されていたので、試してみて自分に合う種類を見つけましょう。
経験者66名のリアルな声!ヨーグルトダイエットの注意点
ヨーグルトダイエットを行う際には、以下の注意点に気をつけましょう。
上記それぞれのポイントについて、アンケート結果で得られた実体験をベースに解説するので、ヨーグルトダイエットに活かしてくださいね。
過剰摂取は避ける
ヨーグルトは整腸作用や免疫力アップなど、さまざまな体に良い効果が期待できますが、過剰摂取は避けたほうが良いでしょう。
今回のアンケート調査でも、実際のヨーグルトダイエット経験者の方が以下のように注意を促しています。
腸内環境が良くなって、お通じも改善されますが、摂取しすぎると、お腹を壊します。
ヨーグルトはダイエットに効果的だと思いますが、口当たりが軽いのでついつい食べ過ぎてしまうところは注意点かと思います。
よかった点は、肌のトラブルがなくなることで、注意点は食べ過ぎると、お通じがよくなり過ぎることです。
食べすぎるとお腹を下すので、自分の適量を見極めることが大事です。
食後すぐに便意を感じるようになったので朝ごはんに取り入れる場合は家を出るまでの時間に余裕を持った方が良いと思います。
ヨーグルトによる整腸作用の現れ方は個人差があるので、特に過剰に反応する方の場合は、量を減らしたり食べる時間に気をつけるなどしたほうが良いでしょう。
農林水産省の「食事バランスガイド」によると、ヨーグルトの1日の摂取目安は100〜200g(※)です。
※参照:農林水産省
ヨーグルトダイエットをする際には1日の摂取量の目安を守った摂取を心がけましょう。
バランス良く栄養を取る
ダイエット中には置き換えを行うと効率的に体重が減らせますが、ヨーグルトのみを摂取していると、栄養バランスが偏りすぎてしまいます。
間食の置き換えはともかく、ヨーグルトを主食の置き換えにすることは、あまりおすすめできません。
アンケート調査では経験者からも、以下のようなコメントがありました。
満足感がなく、空腹も感じるので継続するのは難しいし、栄養の偏りに注意だと思う
栄養が偏るのでヨーグルトの他に食べた方がいい。
ヨーグルトだけの偏った食生活をすると当たり前ですが体調を崩します。
満足感がなく、空腹も感じるので継続するのは難しいし、栄養の偏りに注意
デザートや副菜、調味料としてヨーグルトを取り入れながら、以下のポイントを意識してみましょう。
- 主食・主菜・副菜をしっかり取る
- 5大栄養素もバランス良く取る
たんぱく質・脂質・炭水化物・ミネラル・ビタミンの5大栄養素は、健康維持に必要不可欠な栄養素です。
ダイエットに必要な脂肪燃焼やカロリー燃焼は、これらの栄養素をエネルギー源としています。
主食・主菜・副菜をしっかりと食事に取り入れることで5大栄養素もバランス良く摂取できるため、過度な食事制限は避けましょう。
適度な運動を心掛ける
ヨーグルトダイエットを行う際には、適度な運動を心がけることで、より効率的な減量が期待できます。
今回のアンケート調査でも、ヨーグルトダイエットにチャレンジされた方の多くが、ウォーキングやピラティス・筋トレなどの運動を取り入れていました。
2日や3日で結果が出るわけではないので、あきらめずに運動と併用して続けてください。
手軽に始められて続けやすい、ヨーグルトだけでは全く痩せない
運動は基礎代謝を上げ、ヨーグルトの摂取と相乗効果を発揮し、より効果的なダイエットにつながります。
効果的なダイエットを目指したい場合は、以下の運動がおすすめです。
- ウォーキング
- ジョギング
- ピラティス
- 軽い筋トレ(スクワットやプランク等)
特にピラティスや筋トレは、基礎代謝を向上させて脂肪燃焼やエネルギー消費量が増加するので、ダイエットに向いている運動です。
激しい運動を取り入れても継続できなければ意味がないので、まずは継続可能な簡単な運動から取り入れていきましょう。
\ 運動が苦手な方でも取り入れやすい! /
ピラティスの基本情報が知りたい方はこちら
ヨーグルトで痩せるに関するよくある質問
ヨーグルトダイエットについて、多くの方が疑問に思う点をQ&A形式でまとめました。
上記3つの質問に対する回答を通じて、ヨーグルトダイエットの効果的な実践方法や注意点を解説します。
ヨーグルトで痩せるための疑問があればぜひチェックしてみてください。
ヨーグルトは毎日食べるべき?
ヨーグルトは毎日継続的に食べることで腸内環境の改善や便秘の改善、基礎代謝の向上などの効果が期待できます。
ヨーグルトを毎日食べると良い効果を得やすい理由は、以下の通りです。
- 乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、永久的に腸内にとどまることができない
- 毎日摂取することで、継続的に腸へ善玉菌を補給できる
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌は、一定期間は腸内にとどまることができますが、期間が過ぎると減少します。
また、体質や個人差も関係する関係上、必ずしも毎日食べることで上記のような効果になるとは限りません。
毎日欠かさず取り入れる場合は、1日の摂取量は100~200g程度を目安に過剰に摂取しすぎないように注意しましょう。
ヨーグルトダイエットを1週間続けたらどのくらい効果がある?
ヨーグルトダイエットの効果は個人差が大きく、1週間で劇的な変化を期待するのは難しいでしょう。
腸内環境の改善には通常2~4週間程度かかると言われているため、体重の減少を感じるにはさらに時間がかかることもあります。
ただし継続的にヨーグルトを食べることで、腸内環境の改善以外にも便秘改善や基礎代謝の向上につながる場合もあります。
個人の体質や生活習慣によって効果の現れ方は異なるため、最低でも1ヶ月程度は継続してみるのがおすすめです。
ヨーグルトダイエットでだめな組み合わせの食材はある?
ヨーグルトの効果を引き出すためには、以下の食材との組み合わせは避けたほうが良いでしょう。
- カルシウムの吸収を阻害する食品
↳カフェイン(コーヒーやコーラ)・ほうれん草・タケノコなど - カルシウムが体外に排出される食品
↳インスタント食品・加工肉・スナック菓子 - 腸の通過が遅い食品
↳肉・魚・卵・小麦・米
カフェインやほうれん草・タケノコなどに含まれるシュウ酸(※)には、カルシウムの吸収を妨げる可能性があります。
またインスタント食品・加工肉・スナック菓子などには、添加物や過剰な塩分が含まれるため、ダイエットには向いていません。
消化に時間のかかる肉や魚・卵・小麦・米などは、せっかくヨーグルトで摂取した善玉菌が腸に到達するのを遅らせる可能性(※)があります。
※参照:ひだ胃腸内視鏡クリニック
ただしこれらの食品を完全に避ける必要はなく、ヨーグルトと別々のタイミングで摂取することで問題は回避できます。
バランスの取れた食事を心がけつつ、ヨーグルトの摂取タイミングを工夫することが大切です。
ダイエット目的でヨーグルトを食べる際は、食物繊維やビタミンが豊富なフルーツやはちみつなどと組み合わせると良いでしょう。
ヨーグルトと適度な運動を組み合わせて、効率的にダイエットをしよう!
ヨーグルトダイエットの効果には、主に腸内環境の改善と基礎代謝の向上の効果が期待できます。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌やビフィズス菌が善玉菌を増やし、腸内環境を整え、代謝が活性化されるのが痩せると言われる理由の1つです。
しかしヨーグルトの摂取だけでは、正しいダイエット効果が得られない場合もあるため、以下の4点を意識しましょう。
- 1日100〜200gのヨーグルトを継続的に摂取する
- 低脂肪・無糖タイプのヨーグルトを選ぶ
- 適度な運動を取り入れる
- バランスの取れた食事を心がける
ヨーグルトの過剰摂取は、逆効果を招く恐れもあります。
1日に100~200gのヨーグルトを目安に摂取し、適度な運動やバランスの取れた食事を心掛けることで、より高いダイエット効果を目指せるでしょう。
また運動したいと考えているものの、激しい運動が苦手という方は、ピラティスのような低強度の運動が初心者の方でも始めやすくおすすめです。
the SILKのマシンピラティスでは、自分にかかる負荷を調整しながらインナーマッスルを鍛えられるため、ダイエットに適した運動の1つと言えます。
激しい運動はせずに効果的に痩せたい方は、ぜひ以下をチェックしてみてください。
運動が苦手な方でも始めやすい!【the SILK】
the SILKでは、専用のマシン「リフォーマー」を使用した1コマ50分のグループレッスンとパーソナルレッスンが受講できます。
リフォーマーを使用したマシンピラティスは、自分にかかる負荷を調整しながらインナーマッスルを鍛えられるため、初心者の方でも継続しやすいのが魅力です。
マシンピラティスに期待できる効果
- インナーマッスルを鍛える
- ダイエット
- シェイプアップ
- 姿勢改善
- 浮腫み・冷えなどの改善
- ストレス解消
the SILKのグループレッスンでは、ピラティスの動きを音楽に合わせながら楽しくレッスンを行い、パーソナルレッスンでは一人ひとりの身体状態に合わせてトレーニングを行います。
難易度別に豊富なレッスンを提供しているので、自分のレベルに合わせて選べるのも魅力です。
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