現代の女性は仕事・家事・育児と、日々多くの役割を担いながら忙しく過ごしています。
「なんとなくイライラする」「寝ても疲れが取れない」など、ストレスを感じている人も多いのではないでしょうか。
しかしストレスを解消する方法が分からず、一人で悩みを抱え込んでしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、女性200人を対象に日常のストレスとその解消法についてアンケート調査を実施しました。
実際にどのような方法でリフレッシュしているのか、リアルな本音をまとめています。
女性の悩みを解決するヒントが分かる内容となっているため、ぜひ読み進めてみてください。

【the SILK 独自調査情報】
本記事は、the SILK編集部独自アンケート結果をもとに構成・執筆しています。
アンケートの実施内容 | 概要 |
---|---|
調査方法 | Webアンケート(クラウドワークス) |
調査地域 | 全国 |
対象者 | 女性 |
調査期間 | 2025年5月5日~5月9日 |
調査人数 | 200人 |
私たちは
「女性専用マシンピラティススタジオthe SILK」です
the SILKでは、「いつからでもカラダは整えられる」という想いのもと、音楽に合わせて心地よく身体を動かすマシンピラティスのレッスンを提供しています。
知らず知らずのうちに蓄積されるストレスは、心身の不調としてあらわれる前に適切なケアを行うことが大切です。
マシンピラティスを通じて、日々の忙しさや緊張から解放される時間を自分のために取り入れてみましょう。
the SILK BLOOMでは、「いつからでもカラダは変えられる」を実現するための有益な情報を発信しています。
以下では、ピラティスについてまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
▶ピラティスとは?
▶ピラティスのやり方は?基本動作や自宅でできる簡単なメニューはこちら
▶寝る前のピラティスで睡眠の質が改善する!おすすめのエクササイズはこちら
8割の女性が定期的にストレスを感じている
まず、「日常的にストレスを感じていますか?」という質問に対し、50%の女性がほぼ毎日感じると回答しました。
さらに、週に数回感じると答えた人も30%にのぼり、8割の女性が定期的にストレスを感じていることが明らかになりました。

- ほぼ毎日感じる:50%
- 週に数回:30%
- たまにある:19%
- ほとんどない:1%
一方で、ほとんどないと答えた人はわずか1%と、ごく少数にとどまっています。
この結果から、現代の女性たちが日常的に強いストレスを抱えていることがうかがえます。
仕事や家庭・人間関係など、さまざまなプレッシャーを同時に受けながら生活している背景があると考えられるでしょう。
ストレスを感じる頻度の高さは、心身の不調や生活の質の低下にもつながりかねません。
多くの女性にとって、ストレスは無視できない日常の課題になっています。
ストレスをためやすい女性の特徴
今回の調査結果を踏まえると、以下のような特徴を持つ女性ほどストレスをためやすい傾向があります。
- 責任感が強く、仕事や家庭を一生懸命こなしている
- 将来や生活に対する不安を感じやすい
- 周囲との関係に気を遣いすぎてしまう
- 自分の体調変化に敏感で、無理をしがち
- SNSなど外部からの情報に影響を受けやすい
上記に心当たりがある人は、自分自身に合ったストレス対処法を意識的に取り入れていくことが大切です。
ストレスの原因ランキング【年代別】
今回のアンケートでは、ストレスの主な原因についても質問を行いました。
その結果、最も多かったのは「経済的不安」、次いで「人間関係」「仕事」と続いています。

- 経済的不安:102人
- 人間関係: 99人
- 仕事:97人
- 家庭・育児:90人
- 健康・体調:72人
- SNS:17人
- その他:8人
これらの回答から、多くの女性が複数のストレス要因を同時に抱えていると考えられます。
特に経済面や仕事・家庭といった責任を伴う役割がストレスの中心にあることは注目すべきポイントです。
これらは一時的に回避することが難しく、持続的なプレッシャーとなりやすい特徴があります。
また「健康・体調」に関する不安を挙げた人も多く、身体的な不調がストレスの引き金になっているケースも。
ストレスは心の問題と捉えられがちですが、体調と密接に関係していることも多いため注意が必要です。
20代「人間関係」
20代女性のストレス原因として最も多かったのは「人間関係」でした。
- 1位:人間関係(26人)
- 2位:経済的不安(24人)
- 3位:仕事(22人)
就職や転職・プライベートでの人付き合いなど、多くの人と関わる機会が増える時期であることが影響していると考えられるでしょう。
次いで「経済的不安」や「仕事」も挙げられており、収入の不安定さや職場環境への適応に悩んでいる実態もうかがえます。

職場で上司との意思疎通がうまくいかず、自分の意見を否定されたり、成果を認めてもらえなかったときに強いストレスを感じました。また、同僚とのちょっとした誤解や、無視されたように感じる態度も心に引っかかり、人間関係のギクシャクが精神的な負担となっていました。誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまうことが多く、気づけば心も体も疲れていました



バイトの先輩や学校での友人関係が良くないときです。自分のことを適当に扱われるとストレスに感じるし辛くなります。



周りの友達が恋愛でどんどん幸せになっていくのを見て、自分だけ取り残されたような気持ちになることがあります。私に魅力がないのかなって、考えすぎてしまいます。



ちょっとした言葉の取違いで相手に不快な思いをさせたり、自分自身が不快に感じたりした時にストレスを感じます。



職場には年配の方が多く、価値観の違いに悩まされています。仕事と言うよりも、日常会話の中でストレスを感じることが多いです。
20代は自分なりのストレス解消法が確立していないことも多いため、小さな悩みが蓄積しやすい傾向があると言えます。
30代「家庭・育児」
30代では「家庭・育児」が多くの票を集めました。
- 1位:家庭・育児(45人)
- 2位:経済的不安(42人)
- 3位:仕事(40人)
結婚・出産・子育てといったライフイベントが集中する時期であり、育児と仕事の両立にストレスを感じている人が多いと考えられます。
また「経済的不安」や「仕事」も高い割合を占め、家計やキャリアとのバランスに悩む声も多いです。



子供の理不尽なワガママによる癇癪や、旦那の育児、家事に対する不満の蓄積、毎日の献立を考えて作る事へのストレスがすごいです。



実家の両親・兄弟の家族との折り合いが悪く、現状のままだと何も解決しないため近々話し合う必要がありますが、本当は会いたくないのでストレスになっています。



ワンオペ育児で自分の事や家事などが上手くこなせなくて、おまけに子供が泣き出したり訳わからないことを言い出したりした瞬間にストレスを感じます。



子供が言う事を聞かない、イヤイヤされる、子供の相手をしていて全く家事が進まない時にストレスを感じます。



子供のイヤイヤ期で泣きさけばれたり、物を投げたりされることです。それに対する夫の対応や態度にもストレスを感じます。
30代は周囲からの期待や責任が増す一方で、自分の時間が取りづらくなるため、ストレスケアの優先度が下がりがちになります。
日々の中で、少しでもリフレッシュの時間を作ることが心身の安定につながるでしょう。
40代「仕事」「経済的不安」
40代では「仕事」と「経済的不安」が同率で1位となりました。
- 1位:仕事、経済的不安(28人)
- 2位:人間関係(27人)
- 3位:家庭・育児(21人)
キャリアの中堅・管理職としての責任が増し、同時に将来への不安も大きくなる世代です。
また「人間関係」や「家庭・育児」も高く、仕事と家庭の両立、さらには介護の問題なども加わる時期とも言えます。



同じ作業をする人がおらず、全て自分一人でするしかないことです。オーバーワーク気味に感じています。



仕事で人手が足りず、ずっとバタバタしているのでイライラしてしまうし、とてもストレスが溜まっていると思います。



上司の態度にストレスを感じます。無視、罵声…出勤のたびにビクついている自分にもストレスを感じています。



仕事で無理難題を言われた後に強くストレスを感じるようになりました。



近くに住む実母の介護と仕事のやりくりにストレスを感じています。毎日母宅へ通い、食事、夜中トイレ介助等で体力を消耗していますが、仕事も忙しく疲れがたまる一方で精神的にも憔悴しています。
40代では、複数の問題が複雑に絡み合うことも少なくありません。
一つひとつのストレス要因に対して、どこまで対処できるか客観的に見つめ直すことが負担軽減の第一歩となるでしょう。
50代「健康・体調」
50代では「健康・体調」が多い回答となりました。
- 1位:健康・体調(12人)
- 2位:経済的不安(8人)
- 3位:人間関係(8人)
更年期や体力の低下・持病の悪化など、身体の変化がストレスの中心にあることが明確です。
また「経済的不安」や「人間関係」も依然として上位に挙がっており、人生後半に向けた不安や社会との関わり方に悩む声も見られました。



体調不良があるとストレスを感じてしまうことが多いです。



いろいろな病気が見つかることがストレスです。



持病があるので、健康面に関していろいろストレスを感じることが多いです。



少しの怪我でも行動しにくくなったり、いつ治るのかという不安があります。



朝から晩まで掃除・洗濯・料理に育児や仕事などに、気を抜く暇がなくて、自然と気づかないうちに疲れがたまっているように感じます。
この年代になると、ストレスの感じ方や対処法も若い頃とは変化してきます。
無理をせず、自分の心と体の声に耳を傾けることがより良い生活の鍵となるでしょう。
200人の女性に聞いた!人気のストレス解消法ランキング
日常的にストレスを感じている女性たちは、どのように気分を切り替えているのでしょうか?
200人の回答を集計したところ、多かったのは「食べる・飲む」という結果にとなり、「睡眠・昼寝」「趣味」と続きました。


回答内容からは、すぐに取り入れやすい・日常の中に無理なく取り込める方法が支持されている傾向が見てとれます。
1位:食べる・飲む
「食べる・飲む」は、全体の約7割にあたる138人が実践していると回答しました。
実際に試したことがある人の意見



家でコーヒーを飲むことが気分転換になっていて、色々と悩んでいても、頭がスッキリするような気持ちになります。



イライラが募って段々と我慢できなくなってきた時は、チョコレートやクッキーなど甘い物を食べると少しだけマシになるような気がします。



イライラした時は自分の好きな食べ物(ポテチやドーナツ)を一人で食べるようにしています。そうすると気持ちが少しすっきりしてまた頑張ろうと思えます。



普段我慢してるコンビニスイーツなど、そのときに食べたいなと思ったものを食べると幸せな気持ちになるので、その瞬間だけはストレスから解放された気持ちになれます。



食べることが好きで、自分にとって何よりのストレス発散になります。食べすぎると罪悪感は残りますが、好きなだけ好きなものを食べることがすっきりします。
甘いものや好きな料理・コーヒーやアルコールなど、口にすることで安心感を得る行動は、手軽かつ即効性があるように感じるのが特徴です。
また、食事は五感を刺激しながら気持ちをリセットできる行為でもあり、ストレスで食欲が増す人が多いのもこの影響と考えられます。
ただし、食べ過ぎや飲み過ぎは逆効果になることもあるため、「気分転換の範囲に留める」意識が大切です。
2位:睡眠・昼寝
「睡眠・昼寝」は、心身のリカバリーに直結するシンプルな方法です。
実際に試したことがある人の意見



できるだけ睡眠時間を確保して、1日7時間眠るようにしたら疲れやストレスを感じることが少なくなりました。



息子が寝たときに一緒に寝ることで、少し気持ちを切り替えることができています。



睡眠をよくとることで不調を感じにくいように思いました。



ストレスを感じたら、ひとまずたくさん寝ることを意識しています。そうすることによってストレスが解消されている気がするからです。



睡眠不足によるストレス過多もあったのか、意識的に休息や睡眠をとることで心の余裕も生まれてストレスが減ったような気がします。
睡眠不足はストレス耐性を下げる要因にもなりやすく、一度リセットすることで思考がクリアになるという声も多く聞かれました。
また「忙しくて自分の時間がないからこそ、睡眠の質を大事にしている」という声も見られ、休むことそのものがストレス対策として重視されていることが分かります。
3位:趣味
「趣味」を楽しむことで、ストレスから意識を切り離す人も多く見られました。
実際に試したことがある人の意見



私の場合は、映画やドラマを観ながら笑ったり泣いたりしてると、ストレスもいつの間にかどこかにいってくれています。



好きなアーティストのライブに行って現実逃避をしています。育児や家から離れる日を作るのは本当に大事だと思います。



推しを作って動画をみたりSNSを見たりしています。推しが頑張っているので自分も頑張ろうと思えます。



好きなYouTuberの動画を見て、人の楽しそうな所をみてると、発散できている気がします。



趣味の手芸で、最近だとパンチニードルを無心でプスプスと刺していたらなんとなく気持ちが落ち着く気がします。
映画鑑賞・推し活など、内容はさまざまですが、自分の好きなことに没頭する時間が、心を軽くする要因となっているようです。
読書や手芸など自宅でできる趣味も多いため、外出が難しい状況でも続けやすい点も魅力です。
4位:運動
「運動」は、身体を動かすことでストレスホルモンを減らし、脳内に快楽物質が分泌される効果に期待できます。
実際に試したことがある人の意見



毎日時間を決めてウォーキングするようにしていたら気持ちと体が楽になった気がします。お金を使っていないので精神的な負担も小さいです。



ピラティスに定期的に通い、マンツーマンでトレーニングするようになったら、気持ちが明るくなった気がします。



ホットヨガに通い、汗をかくと前向きな気持ちになれました。
また整体などに行ってリラックスすると気分が落ち着くと感じます。



外に走りに行ったり運動するのは、その間不安なことについて考えないで済むので良かったです。



1時間ぐらい散歩して身体を動かしたり、ヨガスタジオでヨガを受けたりすると身体がほぐれて頭もすっきりし、気分が晴れてストレスと思っていたことが少し軽くなると思いました。
ウォーキングやヨガ・ピラティスなど、無理なく続けられる範囲で取り入れている女性が多い印象です。
運動後に「気分がすっきりした」「前向きになれる」という声も多く、定期的な習慣として根付きやすい方法と言えるでしょう。
※参照:厚生労働省
5位:おしゃべり・相談する
「おしゃべり・相談する」と、誰かと気持ちを共有することで安心感を得られます。
実際に試したことがある人の意見



人とおしゃべりをすると気持ちが楽になる気がします。具体的な解決法がでなくても出来事を口に出して話すだけで気持ちが楽になりました。



年上の従姉妹と少し長い電話をして、近況を話すことが今一番のストレス解消法です。彼女もいろいろとストレスがあるようなので、お互いに話しを聞き合うことで少し楽になります。



友達や家族と他愛もない話をして盛り上がると、悩みが軽く感じられました。



子供の友達の母親に対する愚痴は、旦那にとにかくしゃべりまくっています。思い切りしゃべるとある程度スッキリする気がしています。



母親や友人、同期に話を聞いてもらうとスッキリします。
話すことで考えを整理できたり、共感してもらえることで「自分だけじゃない」と感じられる点が魅力です。
家庭や職場で孤独を感じがちな人にとっては、誰かとつながる時間そのものが救いになります。
6位:音楽を聴く
「音楽を聴く」ことも、感情に直接作用する手軽なリラックス法です。
実際に試したことがある人の意見



好きなアーティストの音楽を聴くことで気分転換しています。



運転中や料理中などに聴いているとストレス解消になっている気がします。



好きな音楽を大音量で聴きまくったり、歌ったりすると気分がスッキリしてリフレッシュできるような気分になります。
好きな音楽を聴くだけで気分が上がったり、静かなメロディで心が落ち着いたりと、状況に応じて気持ちをコントロールできます。
また、移動中や家事の合間など「ながら」でできる手軽さも人気の理由と考えられます。
7位:ショッピング
「ショッピング」は、気分転換や自分へのご褒美として取り入れているという声が多く寄せられました。
実際に試したことがある人の意見



ネットショッピングをしてあれこれ選んでいると、そちらに集中できるのでイライラした出来事を忘れられるようになりました。



ネットで欲しい服を購入したりして、自分の気分を上げることで発散になっています。



買い物にいくとスッキリした気持ちになりました。
特にネットショッピングは、時間や場所を問わず楽しめる点が支持されています。
ただし、「つい買いすぎて後悔する」という声もあるため、計画的な利用がカギとなるでしょう。
8位:美容・エステ
「美容・エステ」は、自分をいたわる時間として意識的に取り入れている人が多い方法です。
実際に試したことがある人の意見



行きつけの美容院に行き、ヘッドスパを受けています。リラクゼーション効果+愚痴も聞いてもらえて心も体もスッキリします。



ネイルや髪色をおしゃれにしたら、見るたびに気分が高揚し、気を紛らわすことができたり、頑張る気力になったりということがありました。



毎月、エステ行ったり美容皮膚科や美容院に行って綺麗になった自分をみてたら心に余裕が出てきた気がします。
マッサージやスキンケア・ネイルなど、自分自身と向き合うことで心が整う感覚が魅力となっています。
「肌のケアをすることで前向きになれる」という声もあり、癒しと自信回復の手段としての役割を果たしていることが分かります。
「興味はあるけどまだ試していない」と回答の多かった方法
日頃のストレス解消法について、今後取り組みたいと考えている方法を調査した結果、以下のような意見が挙げられました。
- ジム
- ピラティス・ヨガ
- 趣味の時間
共通しているのは、「始めるには少しハードルを感じるものの、続ければ高い効果が期待できそう」という認識を持たれている点です。
多くの女性が時間・お金・余裕が整えば取り入れたいと考えているため、今後のストレス対策としてさらに広がっていくと予想されます。
4人に1人の女性が誰にも相談しない
「ストレスを感じたとき、誰かに相談しますか?」という問いに対し、「相談しない」と回答した女性は全体の25%にのぼりました。
4人に1人がつらさを一人で抱え込んでいるという現状が浮き彫りとなっています。
一方で回答が多かったのは「家族」、次いで「友人」「パートナー」という順でした。


- 家族:95人
- 友人:77人
- パートナー:51人
- 相談しない:50人
- 職場の同僚:21人
- その他:12人
- 専門家:8人
信頼できる身近な存在に相談する傾向が見られますが、職場の同僚や専門家といった公的・外部のリソースは少数にとどまっています。
こうした心理的ハードルは、女性のストレス問題をより深刻化させている要因とも言えるでしょう。
おすすめできないストレス発散の方法
以下では、おすすめできないストレス発散の方法をご紹介します。
ストレスを感じたとき、とにかくラクになりたいという気持ちから行動にうつす人も多いです。
しかし、一時的に気が紛れても心や体に悪影響を及ぼす可能性があるため注意しましょう。
やけ食い
「とにかく甘いものが食べたい」「お腹がすいていないのに手が止まらない」といったやけ食いは、ストレス下で起こりやすい行動です。
実際、今回のアンケートでもストレス解消法として「食べる・飲む」が最多となっていました。
しかし、満腹感が落ち着きを与えるのは一時的であり、その後に食べすぎたという罪悪感がストレスをさらに増やしてしまうケースも少なくありません。
血糖値の変動や胃腸への負担も懸念されるため、なるべくやけ食いは避けましょう。
過度な飲酒
「お酒で気を紛らわせる」「寝つきが悪いから少し飲む」という声も聞かれますが、過度な飲酒は心身へのダメージが大きい方法です。
アルコールは一時的に緊張を緩和する効果に期待できますが、長期的には睡眠の質の低下や依存傾向のリスクにつながります。
また、感情のコントロール力が低下することで、人間関係のトラブルが起こる可能性も。
ストレスは忘れようとするのではなく、向き合う方法を探すことが大切です。
心のケアは後回しでなく日常的に行いましょう
ストレスがある人は、日常の中で少しずつ自分を整えていく習慣をつくりましょう。
例えば以下のような方法がおすすめです。
- 毎日5分だけでも一人になれる時間を持つ
- 小さな「ありがとう」や「よかった」を意識してみる
- 不調のサインに気づいたら、すぐに休む or 誰かに話す
ストレスは、知らず知らずのうちに心と体に影響を与える見えにくい負担です。
無理にがまんを重ねていると、ある日突然、心や体に不調としてあらわれることもあります。
心のメンテナンスを後回しにしない工夫が、ストレスの悪循環を断ち切る第一歩と言えるでしょう。
自分に合ったストレス解消法を見つけよう
今回のアンケートからも分かるように、ストレスの原因や解消法は人それぞれ異なります。
大切なのは自分にとって無理なく続けられる方法かどうかという視点です。
周囲が勧めていたとしても、自分に心地よくなければ意味がありません。
自分らしくいられる時間や空間を見つけて、日々の生活に取り入れてみてください。
なにより自分を大切にすることがストレス対策になるでしょう。