【200名に調査】疲れやすい人と疲れにくい人の特徴の違いは?疲労感の原因や改善方法を紹介!

疲れやすい人の特徴・原因とは?疲れにくい人との違いや改善策まで解説

今回the SILK編集部では、全国男女200名へ「疲労感」についてアンケート調査を行ったところ、以下の通り9割以上もの人が「疲れやすくなったと感じたことがある」と回答しました。

「疲れやすくなった」と感じたことはありますか?

疲れやすさにより仕事・育児・プライベートなど生活における様々なシーンでパフォーマンスが落ち、充実度が低下している人が多いことも判明しました。

そこで本記事では、疲労感について悩む方のために疲れやすい要因疲れにくい人の特徴・生活におけるメリットや、具体的な改善方法まで体験談をふまえてご紹介します!

ポテンシャルを最大化してより豊かな生活を送りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

【the SILK 独自調査情報】

本記事は、the SILK編集部独自アンケート結果をもとに構成・執筆しています。

「疲れやすい人の特徴」アンケート集計
アンケートの実施内容概要
調査方法Webアンケート
クラウドワークス
調査地域・人数全国200人
性別男性:94人(47%)
女性:106人(53%)
年齢・20歳未満:1人
・20代:29人
・30代:68人
・40代:67人
・50代:29人
・60歳以上:6人
調査期間2025年1月10日~1月20日
調査人数200名
目次

【200名の客観的な声】疲れやすい人と疲れにくい人の特徴・印象の違い

疲れやすい人と疲れにくい人では、日常生活における行動パターン等に明確な違いがあることが、全国男女200名を対象とした調査で判明しました。

まず疲れやすい人の特徴として最も多く挙げられたのは「生活習慣が乱れている」で、次いで「ネガティブ思考」と内面的要素も上位という結果に。

「疲れやすい人」の特徴・共通点は何だと思いますか?

疲れやすくパフォーマンスが低下していると悩んでいる方は、上記のうち当てはまっている項目を全てピックアップし、体力的要素と精神的要素に分けて要因を分析してみましょう。

改善に臨む際には、以下の疲れにくい人の特徴・共通点を参考にして理想の状態の解像度を高めることがおすすめです。

「疲れにくい人」の特徴・共通点は何だと思いますか?

上記グラフをみると「疲れやすい人の特徴」と対になって「ネガティブ思考⇔ポジティブ思考」や「運動不足⇔運動習慣がある」などが挙がっており、優先して改善すべき点が明確です。

疲れにくい人の特徴をふまえて人物像をイメージしてみると、以下のようになります。

【内面的要素】

  • 物事をポジティブに捉えて人生を楽しんでいる
  • 人と比較せず、自分らしさを大切にしている
  • 生活習慣が整っており自律神経が乱れにくい

    気持ちに余裕があり、ストレスが溜まりにくい人

【物理的要素】

  • 運動習慣があり健康的
  • 趣味や目標を持っている

    体力があり、行動的になれる人

人は「~ならないようにしよう」と否定やマイナス表現を意識すると返ってそちらに寄ってしまいやすいので、「~のような人になろう」と理想像を強くイメージすることが大切です。

疲れやすい人の生活におけるデメリット

疲れやすい体質は、以下のアンケート調査結果のように仕事や日常生活に大きな悪影響を及ぼします

疲れやすくなってから感じた生活におけるデメリットを教えてください

疲れやすい人の生活におけるデメリットとして最も多かったのは「やる気が出ない(53人)」で、次いで「仕事と家事のペースが落ちる(45人)」が僅差で上位に挙がっていました。

上記をふまえると「やる気が出ない」「ペースが落ちる」「眠気が強い」ような状態で無理し続けることで、仕事等がうまくいきづらくなりストレスが溜まり、自律神経が乱れてまた作業能率が下がる…という負の連鎖状態が想像できます。

疲れやすさが強い人は、本来のバリューが発揮できずストレスが溜まりやすく、より豊かな人生を送れるチャンスを逃して勿体ない状態と言えるでしょう。

疲れにくい人の生活におけるメリット

疲れにくい体質を持つ人は、日常生活において高いパフォーマンスを維持でき、幸せを感じやすいことが以下のアンケート調査により明らかになりました。

疲れにくい人の生活におけるメリットは何だと思いますか?
その他の回答
Aさん

頭の回転がよくなるので、こどもにあまり怒ることなく接することができる

Bさん

生活の質が向上する気がする

Cさん

時間の使い方が上手になる

Aさん

作業が捗り何事も順調に進む

疲れにくい人は、仕事の生産性が安定していることに加え、効率よく動けるため趣味や自己啓発に充てる時間を確保できる傾向にあります。

また、ポジティブ思考で物事を捉えるためストレス耐性が高く、精神的な充実感を得やすいことも特徴として挙げられます。

総じて、疲れやすさ解消をすれば、仕事・育児・プライベート・人間関係などすべてにおいて順調に進みやすく、より豊かな日々を送れるでしょう。

【188名の体験談】疲れやすくなったと感じたキッカケ・要因は?

疲れやすさを感じたことがある188人へ調査したところ、生活環境や身体状態の変化により突然疲れやすくなったと感じる人が多いことが、今回の調査で判明しました。

疲れやすくなったキッカケは何ですか?
その他の回答
Aさん

病気になってから疲れやすくなりました。

Bさん

在宅介護が始まって、24時間安らぐ時間がなく、疲れやすくなりました。

Cさん

タバコを吸い始めてから疲れやすくなりました。

Aさん

自律神経が乱れてから特に疲れやすくなりました。

アンケート結果をもとに主な要因を多い順に分析していくので、疲労解消して生活の質を上げたい人はまず要因を分析してみましょう。

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【1位】加齢(127人)

疲れやすくなったと感じたキッカケとして、最も多かったのは「ある年齢を超えてから」という回答でした。

具体的には、以下のような声が挙がっていました。

主な回答
Aさん

50代になり寝つきが悪くなってきた。
眠りも浅く、疲れがたまっていくのを実感するようになった。
更年期も加わり、だるさや面倒くささ、体力低下など疲れやすくなったと痛感している。

Bさん

年齢とともに疲れがとれない体になり、仕事量も増えているので、疲れがとれない。

Cさん

30代後半から少しで遠出するだけでも疲れやすくなり、また夜更かしもできなくなりました。少しでも夜更かしをすると次の日に疲れが取れず一日中だるい。

Dさん

更年期になり、ホルモンが不安定になってから、疲れを感じるようになった。

加齢による疲れやすさの増加は、身体機能の自然な変化によるものです。

特に基礎代謝の低下と筋力の減少が主な要因とされており、40代以降で顕著になる傾向が見られます。

実際に、30代後半~40代で疲れやすく、眠っても疲れがとれにくくなったと回答する人が多く見受けられました。

さらに更年期に入るとホルモンバランスが崩れることから、怠さが強くなったと感じる人も多いようです。

【2位】運動不足(77人)

疲れやすくなった要因として、2番目に多かったのは「運動不足」という結果になりました。

主な回答
Aさん

ほとんど運動しなくなったせいか、体力は落ちて寝ても疲れがとれないようになった。

Bさん

結婚して楽なアパートに移り、運動不足になってから疲れやすくなりました

Cさん

年齢とともに活動量が落ち、全身の筋肉量が低下。
結果的に腰痛や肩こりがひどくなりさらに活動量(運動量)が落ちるという負のスパイラルに陥った。

Dさん

20代前半までは定期的に運動をしていたが、後半に入ってから仕事が忙しくなり、運動をする機会が減って、疲れやすくなったように感じる。

日常的な運動量が減少した結果、体力が落ち疲れやすくなったうえに寝つきが悪くなり、さらに疲労感が溜まるという悪循環に陥る人が複数見受けられました。

運動不足は、筋力低下だけでなく、血行不良や代謝機能の低下を引き起こす要因となります。

すると自律神経も乱れて精神面でもストレスを溜めやすくなり、人疲れもしやすくなるため、改善すべき重要な要素と言えるでしょう。

【3位】睡眠習慣の乱れ(47人)

疲労感が溜まりやすくなった要因として、3番目に「睡眠習慣の乱れ」が挙げられました。

主な回答
Aさん

重要な案件を任せられてから心労で睡眠がうまくできなくなった。寝付きが悪く眠りが浅い。朝目が覚めても疲労がのこったまま

Bさん

家族の在宅介護で、睡眠をはじめ、あらゆることに細切れで対応しなければならず、ほっとひと息つく時間がなくなり、以前以上に疲労を感じるようになりました。

Cさん

持病を抱えるようになってから睡眠不足の傾向が目立ち、そこから疲れやすくなった。

Dさん

寝る時間が遅くなったから

病気や介護等により睡眠不足となった結果、起きても疲労感が抜けなくなったと感じる声が多くありました。

スマートフォンの使用やストレスによる睡眠の質の低下が、疲労回復を妨げる大きな要因としても考えられます。

特に就寝前の強い光への暴露が、睡眠の質に悪影響を及ぼすことが指摘されています。

【4位】出産(17人)

疲れやすくなったキッカケとして、4位には「出産」が挙げられました。

主な回答
Aさん

出産後睡眠時間が少なくなり、その後自律神経失調症になってから疲れやすくなった

Bさん

出産をしてから体力がおち、少し動くと疲れたり一度座ると動きたくなくなるようになりました。

Cさん

30代で出産後、歳を重ねるごとに疲れが取れにくく、回復にかなり時間を要するようになりました。家事や育児で休む時間が取れない事が原因だと思います。

Dさん

40歳で出産してから体調が崩れやすく風邪をひきやすくなりました。子供からうつる風邪は9割発症しています。

出産後の急激なホルモンバランスの変化と生活リズムの変化によるストレス・睡眠不足が、疲労感を増加させる主な要因となっています。

また育児で無理を利かせるようになってから免疫が落ち、子どもから病気を貰いやすくなっているという声も。

出産は全治3ヶ月の事故と同程度の負荷がかかるとも表現されるほどですが、産後すぐに20~30分置きの授乳生活となり身体が休まることなく育児に追われていきます。

そのため女性にとっては心身共に疲れやすくなる大きなキッカケの1つと言えるでしょう。

【4位】食生活の乱れ(17人)

疲れやすくなった要因として、同率4位に「食生活の乱れ」が挙がりました。

主な回答
Aさん

仕事が飲食店でずっと立ち仕事で、30代になり、なおかつ忙しく運動もできない、食事も立ちながらさっさと食べる生活をしていたら寝ても疲れが取れないと気づきました。

Bさん

年齢層が高齢化しメンタル適応力が劣化した事や、1型糖尿病で食生活が野菜・魚中心のものに変化し、タンパク質や糖類・揚げ物の食品の摂取を控えている事などが理由として挙げられます。

Cさん

食事の食べる量を少なくし、ヘルシーな物を食べるように心がけてから、疲れと眠さが増している感じがする

Dさん

夕食後に甘いものがすごく食べたくなるようになり、それから毎日のように甘いものを今までよく食べるようになってから、体が疲れすくなったと感じる

仕事や病気・ダイエット等により不規則な食事時間や栄養バランスの偏りが生じ、慢性的な疲労感を引き起こす要因となっていることがわかります。

特に、ビタミンB群や鉄分の不足が疲労感を増加させることが指摘されています。

【6位】リモート勤務(11人)

疲れやすくなったキッカケ第6位には、「リモート勤務」が挙がりました。

主な回答
Aさん

2020年に大学に入学し、知り合いがいない中で孤独にリモート授業を受けていた。
孤独や不安感から食欲不振・眠れないなどの不調から疲れやすくなった。

Bさん

リモートワークになり運動不足になって疲れやすくなった。

Cさん

リモートワークになり、移動がない分、自分で意識して運動やリフレッシュをしないと、身体の凝りが溜まりやすくなり、精神的にもリラックスしにくくなった。

Dさん

リモートで仕事をするようになり、歩く機会が減ったことで疲れやすくなったように感じている。

リモート授業や在宅勤務の増加により、運動不足や生活リズムの乱れが生じ、疲労感が増加する傾向が見られます。

また、学校やオフィスと比べて環境の切り替えが難しく、メリハリのある生活が営みにくいことも要因として挙げられています。

オンライン生活は効率的である一方、リフレッシュがしづらく孤独感も募ることから精神的疲労が溜まりやすく、運動不足になることで体力低下し身体的疲労にも繋がると言えるでしょう。

【7位】転職(9人)

疲れやすくなったキッカケ第7位は、「転職」という結果になりました。

主な回答
Aさん

転職してから職場の距離も近くなり、歩く機会が減りました。

Bさん

飲食業から転職して、あまり動かない仕事になって体力が落ちて疲れやすくなった。

Cさん

調理師をやっていますが、若い頃は、がむしゃらに調理場を走り回って動いていましたが、上の立場になってから事務仕事ばかりで、動き回ることがなくなり、運動不足が目に見えて、ひどくなってきた。

Dさん

デスクワークから現場作業に大きく仕事内容が変わったため。

転職や異動をキッカケに運動不足となり体力が落ち疲れやすくなった人や、生活習慣が変わり睡眠不足となり疲れやすくなったという声も見受けられました。

望ましい変化だとしても、新しい環境への適応とストレスが、一時的な疲労感の増加をもたらすとも言われています。

特に、業務内容の変更や人間関係の構築に伴う精神的負担が大きな要因となっているでしょう。

【8位】その他(18人)

その他にも疲れやすくなったキッカケ・要因として、以下のような声が見受けられました。

主な回答
Aさん

年齢を重ねたことや、病気が悪化して別の病気も悪化したようで、疲れやすくなった

Bさん

再婚して新しい家族との関係で今までの自分の生活と違うのでストレスを感じ疲れやすくなった

Cさん

お酒が好きなので、飲みすぎてしまうのと加齢だと思う。

Dさん

薬の影響で、夕方から、疲れやすくなった

病気や薬・お酒・タバコなど身体的な影響による人や、結婚や入学などの環境変化からくる精神的な影響で疲労感が溜まりやすくなった人がいました。

総じて、生活習慣(食事・運動・睡眠)を整え健康的な身体づくりをしていくことが大切であるとわかります。

環境変化は避けられませんが、日々ストレスや疲労が溜まりづらい生活を心がけることで、最小限の負荷に抑えられるでしょう。

疲れやすさの改善・解消方法!精神面・体力面に分けて解説

疲れやすさの改善・解消方法を、精神面と体力面に分けて紹介していきます。

一気に改善を目指すとストレスから逆に疲労感が溜まりやすくなるため、ハードルの低いことから1つ1つクリアにして自己肯定感を高めながら臨むことが大切です。

自身の疲労感の要因と照らし合わせて、無理なく簡単なことから始めていきましょう!

【体力面】体力をつけて体質から疲労改善する方法

体力をつけて体質から疲労改善する方法について200名へ調査したところ、運動習慣を身につける」と「睡眠習慣を整える」が僅差で多く挙がっていました。

体力面での疲れやすさ解消方法を教えてください
その他の回答
Aさん

セルフマッサージをしてリラックス

Bさん

禁煙することです。

Cさん

マインドフルネスをする。

Dさん

サウナにいく。

アンケート結果をふまえて、より重要・簡単な改善方法を以下にまとめましたので、ぜひ参考してみてください。
※記述式アンケート結果をまとめたものであり、いずれも医学的根拠はありません。

  • 日常でなるべく歩く機会をつくる
    (例)バスに乗らない、階段を使う、定期的に買い物へ行く
  • 毎日ラジオ体操やウォーキングをする
  • 毎日/毎週ピラティスやヨガ・ストレッチをする
  • 毎日/毎週ジムor自宅で筋トレをする

運動習慣を身につけることが重要視されていることがわかりますが、特に有酸素運動と筋トレのバランスの取れた組み合わせが推奨されています。

激しい運動が苦手な人は、まずはマシンピラティスなどで血流改善・体幹強化などから始めて体力をつけていくことがおすすめです。

【精神面】自律神経を整えて疲労改善する方法

自律神経を整えて疲労改善する方法についてアンケート調査したところ、以下のように「趣味を楽しむ」が最も多かったものの、いずれも大きな差はつかない結果となりました。

精神面での疲れやすさ解消方法を教えてください

記述回答をふまえて具体的な解消方法を以下にまとめたため、精神面で疲れやすいと感じる人は、無理のないところから1つ1つ試してみましょう。

  • 毎日/休日に趣味に打ち込む
  • 没頭できることをして、息抜きする
  • 趣味で楽しめる時間を増やす
  • 興味や好奇心を持ち続ける
  • できれば体力を使う趣味を見つける

精神面の疲労改善には、ストレス管理と休息の質の向上が重要です。

定期的な休憩時間の確保と、趣味や娯楽による気分転換をして、精神的な疲労回復に努めてみましょう。

また、小さな目標を持ち日々コツコツと達成することで自己肯定感が高まり、気持ちに余裕が生まれストレス軽減にもつながるため、ぜひ試してみてください。

疲れやすいのは生まれつきの性格・体質だけが原因ではない!生活習慣を整えて解消しよう

全国男女200名へのアンケート調査の結果、疲れやすさは遺伝的な要因だけでなく、日々の生活習慣や思考の癖が大きく影響していることが明確になりました。

特に睡眠・運動・食事の3つの要素を意識的に改善することで、多くの人が疲労感の軽減を実感しています。

疲れやすくパフォーマンスが落ちていると悩んでいる方は、まずは自身の疲労の要因がどの要素からきているのか、本記事を参考に明確にしてみましょう。

要因がわかったら改善を一度に行うのではなく、無理なくできることから少しずつ始めることで、持続的な生活習慣の改善が可能となります。

ただし持続的な疲労感や極度の疲れやすさを感じる場合は、背景に何らかの疾患が隠れている可能性もあるため、早めに医療機関を受診し、専門家に相談してみてください。

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