近年、健康志向の高まりとともに、体幹を鍛え、姿勢改善やリハビリ効果も期待できる「ピラティス」が注目を集めています。
しかし多くの方がピラティスに興味を持っている一方で、実際に始めるには至らないという人も少なくありません。
ということで今回は、NEXERと共同で、事前調査で「ピラティスをやってみたいと思ったことがある」と回答した全国の女性86名を対象に「ピラティスへの興味」についてのアンケートをおこない、その結果をサイト内にて公開したので紹介します。
| 「ピラティスの懸念点に関するアンケート」調査概要 調査手法:インターネットでのアンケート 調査期間:2025年11月7日 ~ 11月17日 調査対象者:事前調査で「ピラティスをやってみたいと思ったことがある」と回答した全国の女性 有効回答:86サンプル 質問1:ピラティスを「やってみたい」と思った理由を教えてください。 質問2:実際にピラティスをやってみましたか? 質問3:ピラティスをやっていない理由を教えてください。 質問4:ピラティスを始めるにあたって、懸念点はありますか? 質問5:それはどんなことですか? 質問6:ピラティスにはどんなイメージがありますか?もっとも強いイメージをひとつだけ選んでください。 質問7:その理由を教えてください。 ※原則として小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。 |
質問1:ピラティスを「やってみたい」と思った理由を教えてください。
まずはピラティスを「やってみたいと思ったことがある」と答えた方に、その理由を聞いてみました。
ピラティスをやってみたいと思った理由は?
- 痩せそうだから。(20代)
- 綺麗になれそうなイメージ。(20代)
- 姿勢が悪いのが気になるから。(30代)
- 最近流行っているし、姿勢を整えられそうだから。(30代)
- ヨガは合わなかったので、その後に知ったピラティスならトレーニング要素もあって向いてるかもとは思った。(30代)
- やったことないことをやることは楽しいので。(40代)
- 柔軟性が出て体調にいい影響がありそうでした。(40代)
- 綺麗な体が作れるから。(50代)
- 深層部に効く。(60代)
ピラティスをやってみたい理由は、20〜30代の若年層は「痩せそう」「綺麗」「姿勢改善」といった美容と体型の悩みを解消したい気持ちから来るようです。
一方、中年層以上は「深層部に効く」「柔軟性が出て体調にいい影響」など、より体の機能改善や根本的な健康維持を期待していることが分かりました。
次に、実際にピラティスをやってみたかを聞いてみました。
質問2:実際にピラティスをやってみましたか?

7割以上の方が、ピラティスをやってみたいと思っても「していない」ことが分かりました。
なぜ「していない」のか、理由を具体的に聞いてみました。
質問3:ピラティスをやっていない理由を教えてください。
- お金かかるから。(20代)
- 近所でピラティスをできる場所がないから。(30代)
- やり方がわからないためです。(30代)
- 家で少し試したら、動きがなさすぎてつまらなかった。(30代)
- どこでやっているか知らない。(40代)
最も大きな障壁は「費用」と「場所の不足」であり、金銭的な負担感と、近隣に施設がないという地域的な制約が、行動を阻んでいます。
「やり方がわからない」「どこでやっているか知らない」といった情報不足も目立ち、初心者が気軽に始められる環境が整っていません。
また「家で試したらつまらなかった」という声は、ピラティスに対するイメージと実際の内容のギャップ、またはモチベーションの維持が難しいと感じているようです。
質問4:ピラティスを始めるにあたって、懸念点はありますか?
次に、ピラティスを始めるにあたって、懸念点があるかを聞いてみました。

未経験者のちょうど半数が、ピラティスを始める前に何らかの懸念点を抱えていることが分かりました。
「お金」「時間」「続けられるか」といった具体的な不安要素が、未経験者が一歩踏み出せない大きな原因のようです。
次にピラティスを始めるにあたって、どのような懸念点があるのかくわしく聞いてみました。
それはどんなことですか?
- 時間が取れなくて続かず辞めてしまいそう。(20代)
- お金と時間がかかること。(30代)
- 通う手間や効果の確実性。(30代)
- 自分がうまくできるか分からないから。(40代)
- 費用がどのくらいかかるのか。(40代)
20~30代は「お金と時間」の負担に加え「続かなさそう」という継続性への不安を抱えています。
また、通うことの「手間」や、かけた費用に対する「効果の確実性」を懸念する声も見られます。
40代からは「費用がどのくらいかかるのか」という金銭的な具体的な情報不足や「自分がうまくできるか分からない」という運動への自信のなさも障壁となっており、費用や難易度に対する明確な情報提供が必要だと考えられます。
質問6:ピラティスにはどんなイメージがありますか?もっとも強いイメージをひとつだけ選んでください。
続いて、ピラティスのイメージはどのようなものかを聞いてみました。

ピラティスは「体幹を鍛えるトレーニング」として最も強く認識されています。
また「ストレッチやヨガに似ている」「美しい姿勢をつくる運動」というイメージも支持されており、リハビリを起源とする体幹強化と姿勢改善という特性が正確に伝わっていることが分かります。
次に、それぞれの選択理由をくわしく聞いてみました。
「体幹を鍛えるトレーニング」回答理由
- 体のラインが綺麗になる。(30代)
- 背筋が伸びそう。(40代)
- インナーマッスルを鍛えるイメージが強いから。(40代)
「ストレッチやヨガに似ている」回答理由
- 静かな運動というイメージ。(20代)
- 健康のためによさそうなイメージ。ハードな運動ではない印象。(40代)
- 呼吸や姿勢を意識するところが似ているから。(50代)
- ほぼその延長な印象。正確には区別ついていませんね。(50代)
「美しい姿勢をつくる運動」回答理由
- 美人がやってるから。(20代)
- 姿勢が整うとよく聞くから。(30代)
ピラティスは「体幹を鍛えるトレーニング」という機能的な側面に加え「美容と上品さ」が強く結びついたイメージを持たれています。
多くがヨガやストレッチと類似した「静かな運動」と認識していますが、同時に「美人がやっている」という、美意識の高い人が取り組む運動という特別感も伴っています。
まとめ
今回は、ピラティスの懸念点に関する調査をおこない、その結果について紹介しました。
ピラティスは「体幹を鍛え、美しい姿勢をつくる」トレーニングとして高い関心を集める一方、7割以上が未経験です。
未経験者の半数が「費用」「時間」「継続性」に具体的な懸念を抱えており「近場に教室がない」「やり方がわからない」といった環境と情報不足が行動を阻んでいます。
イメージはよいものの「上品で敷居が高い」という特別感が、費用や効果の不確実性と相まって、一歩踏み出す上での障壁になっていることがわかりました。
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<記事等でのご利用にあたって>
・引用元が「株式会社NEXERとthe SILK(ザ シルク)による調査」である旨の記載
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