ピラティスで肩こりを改善!効果的な理由と自宅でできるエクササイズを紹介

デスクワークやスマホの使い過ぎで、肩がずっしりと重いと感じていませんか?マッサージに行ってもすぐに戻ってしまう—そんな肩こりの悩みを抱えている方も多いことでしょう。

実は、日本人の多くが肩こりに悩まされています。一時的な対処では改善が難しい肩こりも、ピラティスなら根本的なアプローチで解決できます。

この記事では、肩こりの原因やピラティスが効果的な理由、自宅でできるエクササイズまで詳しく解説します。年齢に合った無理のないケアで、肩こりのないしなやかな身体を手に入れましょう。

目次

そもそもなぜ肩こりになるのか?

肩こりとは、首から肩、肩甲骨にかけての筋肉が緊張し、だるさや重さを感じる状態を指します。日本整形外科学会によると、肩こりは僧帽筋を中心とした筋肉の緊張が原因で起こります。

現代人の多くが肩こりに悩まされている理由はさまざまです。ここでは、代表的な5つの原因を見ていきましょう。

出典:日本整形外科学会「肩こり」(https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/stiffed_neck.html

姿勢の乱れ・前傾姿勢

肩こりの大きな原因のひとつは、姿勢の乱れです。とくにデスクワークやスマホの操作では、頭が前に出る前傾姿勢になりやすい傾向があります。

パソコンやスマホを見るとき、無意識に顎を突き出したり、肩が内側に入る「巻き肩」になったりしていないでしょうか。

成人の頭部は体重の約8〜10%、つまり4〜6kg程度の重さがあります。正しい姿勢であれば、この重さを背骨全体で効率よく支えられますが、前傾姿勢になると、首や肩の筋肉だけで頭を支えなければならず、大きな負担がかかります。

こうした姿勢が続くと、僧帽筋や肩甲挙筋などの筋肉が休むことなく働き続け、緊張状態が慢性化します。筋肉が硬くなると血管が圧迫され、血流が悪化し、疲労物質が溜まり、肩こりが引き起こされるのです。

姿勢の乱れは現代人の大きな悩み!

the SILKと株式会社NEXERが共同で実施したアンケート調査では、以下のような結果が出ています。

「自分の姿勢が悪いと感じたことはありますか?」という質問に対して、77.6%の女性が「ある」と回答しました。さらに「姿勢が悪いことによって生活や健康に支障が出ていると思いますか?」という質問では、多くの方が「肩こりや腰痛などの支障がある」と答えています。

このデータから、姿勢の悪さは個人的な悩みではなく、現代人に共通する大きな課題であることがわかります。現代人にとって、姿勢の悪さは日常生活の快適さを左右する重要な悩みだといえるでしょう。

パソコンやスマホが手放せない現代だからこそ、姿勢を整えることの重要性が増しています。

アンケート引用元:https://the-silk.co.jp/welness-column/woman-posture-problems/

眼精疲労

長時間のパソコン作業やスマホ操作は、目の疲れだけでなく、肩こりの原因にもなります。

画面を凝視し続けると、目のピント調節を行う毛様体筋が緊張状態になります。この緊張は自律神経を通じて首や肩の筋肉にも伝わり、筋肉を硬直させてしまいます。

また、画面に集中していると、まばたきの回数が減り、目が乾燥しやすくなります。目の不快感が続くと、無意識に肩に力が入り、肩こりが悪化する悪循環に陥るのです。

運動不足

運動不足も肩こりを引き起こす大きな要因です。筋肉を動かさないと血流が悪化し、疲労物質や老廃物が溜まりやすくなります。

とくにデスクワークが中心の生活では、長時間同じ姿勢でいることが多く、肩や首の筋肉がほとんど動きません。筋肉が使われないと柔軟性も低下し、少しの負担でもこりやすい状態になってしまいます。

適度な運動で筋肉を動かすことは、血流を促進し、肩こりを予防・改善するために欠かせません。

ストレス・自律神経の乱れ

精神的なストレスも、肩こりと深い関わりがあります。ストレスを感じると、交感神経が優位になり、筋肉が緊張しやすくなります。

不安や緊張を感じているとき、無意識に肩をすくめたり、歯を食いしばったりしていませんか?こうした防御反応が続くと、肩や首の筋肉が慢性的に硬直してしまいます。

また、自律神経のバランスが乱れると血管が収縮し、血流が悪化します。その結果、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、肩こりが起こりやすくなるのです。

ホルモンバランスの乱れ

40代後半〜50代の女性にとって、ホルモンバランスの乱れも肩こりの一因となります。

更年期に入ると、女性ホルモンのひとつであるエストロゲンが急激に減少します。エストロゲンには自律神経を整える働きがあるため、この減少が自律神経の乱れを引き起こし、血流障害や筋肉の緊張につながります。

さらに、ホルモンバランスの変化は体温調節機能にも影響を与え、冷えやほてりといった症状を引き起こします。冷えによって血行が悪くなると、肩こりがさらに悪化しやすくなります。

更年期の肩こりは単なる筋肉疲労にとどまらず、身体全体のバランスの乱れが関係しているのです。

ピラティスが肩こり改善に効果的な理由

ピラティスは、マッサージのような一時的な対処ではなく、肩こりの根本原因にアプローチできるエクササイズです。

なぜピラティスが肩こり改善に効果的なのか、そのメカニズムを4つの観点から解説します。

身体の歪みを改善できるから

ピラティスの大きな特徴は、身体の深層にあるインナーマッスルを鍛えることです。

インナーマッスルとは、腹横筋や骨盤底筋群、多裂筋など、体幹を支える深層筋のことです。これらの筋肉は表面の筋肉ではなく、骨格に近い位置にあります。これらを鍛えることで、骨盤や背骨が正しい位置(アライメント)に整っていきます。

深層筋がしっかり働くようになると、骨格が内側から支えられ、頭の重さを背骨全体でバランスよく分散できるようになります。

その結果、首や肩に集中していた負担が軽減され、肩こりが起こりにくい身体が作られます。

表面的な筋肉だけを鍛えても姿勢は根本から変わりません。ピラティスは深層筋にアプローチすることで、身体の土台を整え、肩こりの再発を防ぐ効果が期待できます。

肩甲骨周りの筋力と柔軟性が向上するから

現代人の多くは、肩甲骨が背中に張りついたような状態になっています。デスクワークやスマホ操作で腕が前に出る姿勢が続くと、肩甲骨の動きが制限され、周囲の筋肉が硬くなってしまいます。

ピラティスでは、肩甲骨を上下左右に動かすエクササイズが豊富にあります。肩甲骨周りの筋肉を多方向に動かすことで、可動域が広がり、柔軟性が向上します。

肩甲骨がスムーズに動くようになると、肩や首にかかる負担が分散され、筋肉の緊張がほぐれやすくなります。肩甲骨の柔軟性を取り戻すことが、肩こり改善の大きなカギとなります。

血流が良くなるから

ピラティスは、呼吸と連動した動きが特徴です。胸式呼吸を意識しながらエクササイズを行うことで、酸素が全身に行き渡りやすくなります。

筋肉を動かすことで血流が促進され、溜まっていた疲労物質や老廃物が流れやすくなります。血液循環が良くなれば、筋肉に十分な酸素と栄養が供給され、こりや痛みが和らいでいきます。

さらに、ピラティスの動きは激しすぎず、じんわりと身体を温める効果があります。冷えによる血行不良も改善されるため、とくに更年期で冷えに悩む女性にとって、ピラティスは理想的なエクササイズといえるでしょう。

ストレスを発散できるから

ピラティスは「動く瞑想」とも呼ばれ、呼吸と動きに集中することで心を落ち着かせる効果があります。

エクササイズ中は自分の身体の動きや呼吸に意識を向けるため、日常の悩みやストレスから解放されます。この集中状態が副交感神経を優位にし、心身のリラックスを促します。

ストレスによる筋肉の緊張がほぐれれば、肩こりも自然と和らいでいきます。身体だけでなく、心の緊張までリセットできる点が、ピラティスの大きな魅力です。

こちらの記事では、ピラティスについて解説しています。効果が出るまでの回数や効果を実感しやすい人の特徴も取り上げているためぜひあわせてご覧ください。

手軽にできる!肩こり改善に有効なピラティスエクササイズ

ここでは、自宅で簡単にできる肩こり改善のピラティスエクササイズを5つ紹介します。

1日数分から始められるので、スキマ時間を見つけて実践してみてください。ただし、痛みを感じた場合は無理をせず、すぐに中止するようにしましょう。

リバースプランク

リバースプランクは、胸や肩の前側を伸ばし、巻き肩を改善する効果があります。背中の筋肉も鍛えられるため、姿勢の改善にもつながります。

【やり方】

  1. 床に座り、両手を後ろにつけます(指先は身体の方向に向ける)
  2. 両足を腰幅に開き、膝を軽く曲げます
  3. お尻を持ち上げ、肩から膝までが一直線になるようにします
  4. そのまま10〜20秒キープします
  5. ゆっくりとお尻を下ろします

【ポイント】

腰が落ちないよう、腹筋と臀部に力を入れて体幹で支えましょう。肩がすくまないよう、肩甲骨を下げる意識も大切です。

キャット&カウ

キャット&カウは、背骨を柔らかく動かすエクササイズです。背骨1本1本をしなやかに動かすことで、肩や首の緊張をほぐし、自律神経を整える効果もあります。

【やり方】

  1. 四つん這いになり、手は肩の真下、膝は腰の真下に置きます
  2. 息を吐きながら、背中を丸めて天井に押し上げます(キャットポーズ)
  3. 息を吸いながら、背中を反らせて胸を開きます(カウポーズ)
  4. この動きを10回繰り返します

【ポイント】

首や肩の力を抜き、背骨の動きに集中しましょう。呼吸と動きを連動させることが大切です。

スワン

スワンは、猫背で丸まりがちな背中(胸椎)を反らせるエクササイズです。胸を開き、肩甲骨周りの筋肉を刺激することで、肩こりの改善が期待できます。

【やり方】

  1. うつ伏せになり、両手を胸の横に置きます
  2. 息を吸いながら、背中の筋肉を使って上体を持ち上げます
  3. 肩甲骨を寄せるイメージで胸を開きます
  4. 数秒キープしたら、ゆっくりと上体を下ろします
  5. 5〜10回繰り返します

【ポイント】

腕で無理に押し上げず、背中の筋肉で上体を引き上げる意識が重要です。腰を反りすぎないよう、腹筋に軽く力を入れましょう。

オールフォワーズ

オールフォワーズは、体幹を安定させながら手足を動かすエクササイズです。四肢を支えるコアの筋力が高まり、身体全体のバランスが整います。

【やり方】

  1. 四つん這いになり、背中をまっすぐに保ちます
  2. 右手と左足を同時にゆっくりと伸ばします
  3. 手と足が一直線になるようにキープします
  4. ゆっくりと元の位置に戻します
  5. 反対側(左手と右足)も同様に行います
  6. 左右交互に10回繰り返します

【ポイント】

体幹がぶれないよう、腹筋に力を入れて安定させましょう。手足を高く上げすぎず、背骨のラインを保つことを優先します。

マーメイド

マーメイドは、縮こまりがちな脇腹や肋骨周りを伸ばすエクササイズです。肋骨の柔軟性が高まると、深い呼吸がしやすくなり、肩や首の緊張がほぐれやすくなります。

【やり方】

  1. 横座りの姿勢で座り、片手を頭上に伸ばします
  2. 息を吐きながら、上体を反対側に倒します
  3. 脇腹が伸びているのを感じながら、数秒キープします
  4. ゆっくりと元の位置に戻します
  5. 反対側も同様に行います
  6. 左右5回ずつ繰り返します

【ポイント】

肩が上がらないよう、肩甲骨を下げる意識を持ちましょう。無理に倒しすぎず、心地よく伸びる範囲で行います。

ピラティスによる肩こり改善でよくある質問

ピラティスで肩こりを改善したいと思っても、疑問や不安があるかもしれません。ここでは、よくある質問にお答えします。

改善までにどのくらいかかる?

肩こりの改善を実感できるまでの期間は個人差がありますが、多くの場合、週1〜2回のペースで3か月ほど続けると、姿勢や身体の変化を感じやすくなります。

ピラティスの創始者ジョセフ・ピラティス氏の言葉に「10回で気分がよくなり、20回で見た目が変わり、30回で身体のすべてが変わる」というものがあります。これは継続の重要性を示しています。

ただし、肩こりの程度や原因によって効果の現れ方は異なります。早い人では1か月ほどで肩の軽さを実感することもありますが、焦らず継続することが大切です。

ピラティスとヨガで効果は変わる?

ピラティスとヨガは似ているように見えますが、目的とアプローチが異なります。

ヨガは腹式呼吸を使い、ポーズを静止しながら心身のリラックスを目指します。一方、ピラティスは胸式呼吸を使い、動きの中で体幹を強化し、身体の機能改善を目指します。

肩こりの根本原因である姿勢の改善には、インナーマッスルを鍛え、骨格のアライメントを整えるピラティスが適しています。

もちろん、ヨガにもリラックス効果や柔軟性向上のメリットがありますが、姿勢の根本改善という点では、ピラティスの方が効果的だといえるでしょう。

整体やマッサージとは何が違う?

整体やマッサージは、硬くなった筋肉をほぐしてくれる施術です。その場では楽になり、リラックス効果も得られます。

ただし、施術者の手によるケアは基本的に「受けるもの」です。姿勢や筋力、生活習慣が変わらなければ、時間が経つとまた同じ状態に戻ってしまうことがあります。

一方、ピラティスは自分で身体を動かす「能動的なエクササイズ」です。筋肉を鍛え、姿勢を整えることで、肩こりになりにくい身体を自分で作ることができます。

  • 整体・マッサージ:今すぐ楽になりたいとき
  • ピラティス:長期的に肩こりと向き合い、身体そのものを変えていきたいとき

どちらが優れているということではなく、目的が異なるものと捉えましょう。

両方を上手に組み合わせることで、より快適な身体づくりができます。

マシンピラティスでも肩こり改善が期待できる?

マシンピラティスは、肩こり改善にとても効果的です。むしろ、初心者や50代の方には、マットピラティスよりもマシンピラティスの方がおすすめです。

マシンピラティスで使用するリフォーマーなどの専用マシンには、スプリングが備わっています。このスプリングが動きをサポートしてくれるため、筋力に自信がない方でも正しいフォームでエクササイズができます。

また、マシンが動きを補助してくれることで、マットよりも安全に、効率的に効果を得ることができます。運動が苦手な方や、身体に不安がある50代の方こそ、マシンピラティスで無理なく肩こり改善を目指すことができるのです。

まとめ

肩こりは、姿勢の乱れ、眼精疲労、運動不足、ストレス、ホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因が複雑に絡み合って起こります。

ピラティスは、これらの根本原因にアプローチできるエクササイズです。インナーマッスルを鍛えて姿勢を整え、肩甲骨の可動域を広げ、血流を改善し、ストレスまでケアできます。

自宅でできるエクササイズを今日から始めることもできますが、より効果的に、安全に肩こりを改善したいなら、専門のインストラクターの指導を受けることをおすすめします。

動きをサポートしてくれるマシンなら、正しいフォームで無理なくエクササイズができ、効果も実感しやすくなります。

「the SILK」では、女性専用のマシンピラティススタジオとして、質の高い指導とプレミアムな空間を提供しています。

一人ひとりの目標に合わせたサポートで、安心感のあるレッスンをお届けします。ラグジュアリーな空間で、自分をケアする時間を楽しみながら、肩こりのないしなやかな身体を手に入れましょう。

年齢に合った無理のないケアで、これからの人生をもっと軽やかに、快適に過ごしてみませんか。まずは無料体験レッスンで、ピラティスの効果を体感してみてください。

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