ピラティスにはどんな種類がある?マット・マシンから目的別・流派別まで紹介

「ピラティスに興味があるけれど、種類がたくさんあってどれを選べばいいのかわからない」そんな悩みを抱えていませんか?

ピラティスには、マットピラティスやマシンピラティスといった基本的な種類から、目的別のプログラム、さまざまなマシンの種類、さらには流派による違いまで、多様な選択肢が存在します。

この記事では、ピラティスの全種類を解説し、あなたに最適なピラティスの選び方をご紹介します。

目次

基本のピラティスの種類

ピラティスは、第一次世界大戦中にジョセフ・ピラティス氏が従軍看護助手として活動中に、負傷兵のリハビリのために開発したエクササイズです。リハビリを目的としていたため、運動が苦手な方や体力に自信がない方でも無理なく取り組めます。

マットピラティス

マットの上で、自分の体重を使って行うエクササイズです。

約40種類の基本的なエクササイズがあり、体幹トレーニングを中心に全身の筋肉をバランスよく使います。

マットさえあれば自宅でも取り組めますが、正しいフォームを習得するには専門的な指導を受けることをおすすめします。

こちらの記事では、マットピラティスについて解説しています。マットピラティスの効果や基本的な流れも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

マシンピラティス

専用のピラティスマシンを使って行うトレーニングです。

アメリカでは「ピラティスといえばマシンピラティス」というほど、スタンダードな方法です。

マシンに搭載されたバネが動きをサポートしてくれるため、初心者や体力に自信がない方こそ始めやすいのが特徴です。

個人の状態に合わせて負荷を調節でき、600〜800種類ものエクササイズが可能で、寝たままの姿勢でもトレーニングができるため、体への負担が少なく安全です。

こちらの記事では、マシンピラティスについて解説しています。マシンピラティスの特徴と効果やマシンの種類も取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。

【独自アンケート】マットとマシンどっちがいい?

株式会社NEXERとthe SILKによる調査によると、ピラティス経験者の多くが「マシンは難しそう」という不安を抱えていることがわかりました。

3割以上の方が「マシンピラティスを知らないから不安」と回答しています。しかし実際に両方を体験した方は、マシンピラティスの方が「正しい動きができる」「効果を実感しやすい」と答えています。

マシンピラティスは、バネのサポートがあるため筋力に自信がない方でも正しいフォームを維持しやすく、効率的にインナーマッスルを鍛えることができます。知らないだけで実は初心者にこそおすすめの選択肢なのです。

調査データ引用元:https://the-silk.co.jp/pilates-column/should-i-go-to-pilates/

ピラティスマシンの主な種類

マシンピラティスで使用されるマシンには、いくつかの代表的な種類があります。それぞれのマシンには特徴があり、鍛えられる部位や効果が異なります。

the SILKをはじめとする多くのスタジオでは、主にリフォーマーを中心としたマシンを使用していますが、他のマシンとの役割の違いを知っておくと、より理解が深まるでしょう。

リフォーマー

リフォーマーは、マシンピラティスの中で最も代表的な万能マシンです。スプリング付きのベッド型の形状をしており、寝たままの姿勢でもトレーニングが可能です。

このマシンの最大の特徴は、リハビリ由来の利点をそのまま活かしていることです。寝たままできるため、膝や腰への負担が少なく、大きな安心感につながります。

バネの負荷を調整することで、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応できます。全身をバランスよく鍛えられるため、姿勢改善や体幹強化に最適です。

500種類以上ものエクササイズが可能で、ひとつのマシンでさまざまな部位にアプローチできる優れた設計になっています。

キャデラック

キャデラックは、病院のベッドを改良して作られた歴史を持つマシンです。ジョセフ・ピラティス氏が負傷兵のリハビリのために開発した、ピラティスマシンの原点ともいえる存在です。

最も高い安定性と多機能性を持つことが特徴で、さまざまな角度からのトレーニングが可能です。垂直のフレームにバーやストラップが取り付けられており、立位、座位、仰向けなど多様な姿勢でエクササイズができます。

リハビリテーションにも使用されることが多く、安全性の高いマシンといえるでしょう。とくに、背骨や肩の可動域を広げるストレッチに優れており、体の柔軟性を高めたい方に適しています。

チェア

チェアは、椅子のような形状でコンパクトながら特定の部位の強化に優れたマシンです。立位や座位での動きに特化しており、日常生活に近い姿勢でのトレーニングができます。

バランス感覚を養いながら、下半身や体幹を集中的に鍛えることができます。とくに、階段の上り下りや立ち座りといった実生活での動作能力を高めるのに効果的です。

省スペースで設置できるため、一部のスタジオでは補助的なマシンとして活用されています。下半身の筋力強化やバランストレーニングを重視したい方におすすめです。

タワー

タワーは、リフォーマーと組み合わせることで、より多彩なトレーニングが可能になるマシンです。垂直方向の動きを加えることで、エクササイズの幅が広がります。

とくに、上半身のトレーニングに効果的で、肩や背中の筋肉を鍛えるのに適しています。リフォーマーとセットで使用することが多く、リフォーマーだけでは難しい上半身の立位トレーニングを可能にします。

腕や肩の筋力を強化したい方、姿勢改善を目指す方におすすめのマシンです。

ラダーバレル

ラダーバレルは、背骨の柔軟性を高めることに特化したマシンです。樽のような形状をしており、体を曲線に沿って支えることで、背骨の自然なカーブを整えます。

猫背や肩こりの解消に効果的で、姿勢改善を目指す方におすすめです。とくに、中高年の方の多くが抱える姿勢の悩みに、優しくアプローチできます。

背中や腰のストレッチに優れており、デスクワークで固まった体をほぐすのに最適です。脊椎の可動域を広げることで、日常生活での動きがスムーズになります。

スパインコレクター

スパインコレクターは、その名の通り背骨を整えることを目的としたマシンです。半円形の形状をしており、背中を優しくサポートしながらストレッチや筋力強化ができます。

肩こりや腰痛の軽減に役立ち、デスクワークで固まった体をほぐすのに最適です。リラクゼーション効果も高く、心地よくエクササイズを行えます。

ラダーバレルよりもコンパクトで、より穏やかなストレッチが可能です。背骨周りの筋肉を緩めることで、姿勢改善と痛みの軽減を同時に目指せます。

目的別に見るピラティスの種類

ピラティスには、さまざまな目的に特化したプログラムがあります。自分の現状や目標に合わせて選ぶことで、より効果的にエクササイズを続けることができるでしょう。

それぞれの目的別プログラムは、特定のニーズに応えるために開発されており、通常のピラティスとは異なるアプローチを取ります。自分のライフステージや体の状態に合わせて選択することが大切です。

ボディメイクピラティス

ボディメイクピラティスは、美容面やスタイルアップを重視する方向けのプログラムです。リハビリよりもシェイプアップや美しいボディラインづくりを中心としています。

姿勢の歪みを整えながら、ウエストや下半身など気になる部分を重点的に鍛えることができます。デスクワークで姿勢が気になる方や、結婚式を控えた方にも好評です。

ただし、急激なダイエット効果を期待するのではなく、健康的に体を引き締めていくことを目的としています。継続することで、しなやかで美しい体のラインを手に入れることができるでしょう。

インナーマッスルを鍛えることで基礎代謝が上がり、太りにくい体質づくりにもつながります。見た目の変化だけでなく、体の内側から健康的な美しさを目指せるのが特徴です。

マタニティピラティス

マタニティピラティスは、妊娠中や産後のママさんを対象としたプログラムです。産前の運動不足解消や産後の体型維持、精神安定、骨盤調整など、多岐にわたる効果が期待できます。

ただし、マタニティピラティスを始める際には、必ず医師の許可を得ることが重要です。妊娠の時期や体調によって、適切なエクササイズの内容が異なるため、専門の資格を持ったインストラクターの指導のもとで行いましょう。

軽い運動は疲れた体の回復力を向上させることがわかっており、リハビリとして開発されたピラティスとの相性は良好です。安全に配慮しながら、心身のケアを行えます。

妊娠中は体重管理や腰痛対策、出産に向けた体力づくりに役立ちます。産後は骨盤底筋群の回復や、妊娠・出産で変化した体型を整えるのに効果的です。母子ともに健康で過ごすための、大切なサポートとなります。

リハビリピラティス

リハビリピラティスは、痛みや機能回復を目的とする、ピラティスの原点に近い活用法です。腰痛や肩こり、手術後のリハビリなど、体の不調に合わせてカスタマイズされたプログラムを提供します。

理学療法士などの専門家と連携して行うことが多く、ゆっくりとした動きで安全に進められます。運動に不安がある方でも安心して取り組めるでしょう。

筋力のバランスを整え、姿勢や歪みを改善することで、健康に過ごせる体を保つことを重視しています。痛みのある部位に負担をかけずに、周辺の筋肉を強化することが可能です。

とくに、慢性的な痛みを抱えている方や、怪我からの回復期にある方に適しています。医療機関と連携しながら進めることで、より安全で効果的なリハビリテーションを実現できます。

シニアピラティス

シニアピラティスは、ご年配の方をはじめとする、筋肉が衰え始めた方に対して効果的なプログラムです。健康維持や増進、姿勢改善、筋力の向上を目的としています。

マット上で行うことが多く、軽負荷のピラティスプログラムで構成されています。ゆっくりとした動きと呼吸を組み合わせ、筋力を徐々に鍛え、柔軟性を高める効果が期待できます。

中高年の方にとって「シニア向け」という言葉はまだ早いと感じられるかもしれません。しかしこれは「生涯健康でいるためのメンテナンス」として捉えていただければと思います。

加齢による筋力低下を、低負荷で安全に補うことができます。同年代の方々と一緒に楽しく運動できる社交の場としても、人気が高まっています。

転倒予防やバランス能力の向上にも効果的で、自立した生活を長く続けるための重要なサポートとなります。無理のないペースで続けることで、生活の質を維持・向上させることができます。

ヨギラティス

ヨギラティスは、ヨガの精神安定とピラティスの運動効果を組み合わせた新しいスタイルのエクササイズです。韓国で少しずつ認知され始めており、今後日本でも発展が期待される流派のひとつです。

ヨガの柔軟性とピラティスの筋力トレーニングを同時に得られるため、心身のバランスを整えたい方に適しています。リラクゼーションと運動効果を同時に求める方におすすめです。

ヨギラティスは、呼吸法や瞑想的な要素を取り入れながら、体幹を鍛えられるのが特徴で、ストレス解消とボディメイクを両立させたい方に向いています。

ヨガの静的なポーズとピラティスの動的な動きを組み合わせることで、柔軟性と筋力の両方をバランスよく高めることができます。心の安定と体の強さを同時に手に入れられる、総合的なエクササイズです。

さまざまな器具(プロップス)を用いたピラティス

ボールやバンド、フォームローラーなどの小道具を使用することで、動きを補助したり負荷を調整したりできます。個人の体力や目的に合わせたトレーニングが可能になります。

ピラティスレッスンの種類|パーソナルかグループか

ピラティスを始める際、レッスン形式の選択も重要です。

パーソナルレッスン

インストラクターと一対一で行う形式です。自分の体の状態や目標に合わせて細やかな指導を受けられます。料金は1回あたり6,000〜12,000円程度が相場です。

パーソナルレッスンが向いている人

特定の悩みがある人や、周囲を気にせず集中したい人に適しています。腰痛改善や体幹強化など明確な目標がある場合、個別指導によって効率的に成果を上げることができます。

グループレッスン

複数の参加者と一緒に進める形式です。料金は1回あたり2,000〜4,000円程度が相場で、リーズナブルな価格設定が魅力です。他の参加者と一緒に進める楽しさがあり、モチベーションの維持にもつながります。

グループレッスンが向いている人

楽しく運動を習慣化したい人や、費用を抑えたい人におすすめです。仲間がいることでモチベーションが上がるという声も多く聞かれます。

【独自アンケート】パーソナルとグループどっちがいい?

株式会社NEXERとthe SILKによる調査では、約6割の方がグループレッスンを選んでいます。

「仲間がいることでモチベーションが上がる」「費用を抑えながら続けられる」という声が多く、the SILKのような女性専用の洗練されたスタジオでは、通うこと自体が日常の楽しみになります。

何を重視するかによって、自分に合ったレッスン形態は異なります。どちらにするか迷ったら、自分の希望を満たせるか、または自分の不安を解消できるかを軸に比較検討するのがおすすめです。

調査データ引用元:https://the-silk.co.jp/pilates-column/should-i-go-to-pilates/

ピラティスの流派と資格の種類

ピラティスには、創始者ジョセフ・ピラティス氏の教えを受けた人々が発展させた複数の流派があります。流派によって指導の質や専門性が異なるため、the SILKのインストラクターがどのような専門知識を持っているかを知ることは重要です。

それぞれの流派には独自の哲学や指導方法があり、インストラクターが取得している資格によって、どのようなアプローチでピラティスを教えているかがわかります。自分に合ったスタジオを選ぶ際の参考にしてください。

ファイ・ピラティス

ファイ・ピラティスは、基礎解剖学に基づいたリハビリテーションやコンディショニングを中心に学べる流派です。設立から20年を迎え、機能改善や体のコンディション調整、パフォーマンスの向上を目指したエクササイズが特徴です。

リハビリとコンディショニングに基づいた、姿勢矯正に強い流派として知られています。アスリートから一般の方まで幅広い層に適しており、それぞれのニーズに応じたプログラムを提供できます。

とくに、体の機能を根本から改善したい方や、正しい姿勢を身につけたい方におすすめです。

出典:PHI Pilates Japan「PHI Pilates Japan」(https://phipilatesjapan.com/

バシ・ピラティス

バシ・ピラティスは、世界最大級の流派として知られています。「Flow(流れ)」を重視する指導法が特徴で、動きの連続性を大切にしています。

医療分野に特化した側面もあり、医師や理学療法士、看護師などの医療従事者向けの専門コースがあります。スポーツ選手やダンサーなど専門的な体能力を求められる人にも支持されており、体を効率的に動かすための流れるような動作を習得できます。

エクササイズの流れを重視することで、実生活での動きにも応用しやすく、日常生活の質を高めることができます。

出典:BASI Pilates JAPAN「BASI Pilates JAPAN」(https://basipilatesjp.com/

ポールスター・ピラティス

ポールスター・ピラティスは、臨床治療に基づいたリハビリテーションに優れた流派です。リハビリテーションに特化した内容が充実しており、医療系の分野で多く活用されています。

理学療法士やアスレティックトレーナーなどの資格を持つ人が、スキルアップのために取得することが多い流派です。リハビリやコンディショニングを専門に学べるため、医療やスポーツ分野での応用が可能です。

痛みや不調を抱えている方、怪我からの回復を目指している方にとくに適しており、安全で効果的なリハビリテーションプログラムを受けることができます。

出典:ポールスターピラティスジャパン「【最高峰資格】 医学博士創設|医療従事者40%が選ぶ国際認定|無料説明会開催中」(https://polestarjapan.org/

FTPピラティス

FTPピラティスは、フィットネス要素を取り入れた歴史ある流派です。伝統的なピラティスの原理を守りながら、フィットネスの要素を取り入れることで、より幅広い層にアプローチできるプログラムを展開しています。

フィットネスクラブやジムでのグループレッスンに適した指導法を学べるため、楽しく続けられるピラティスを提供できます。初心者から上級者まで、それぞれのレベルに応じたプログラムが充実しているのも特徴です。

出典:FTP JAPAN「FTP JAPAN」(https://ftpjapan.amebaownd.com/

バランスド・ボディ

バランスド・ボディは、マシンメーカーとしても有名な流派です。最新の解剖学に基づいた指導法を取り入れており、常にエビデンスに基づいたアプローチを重視しています。

マシン製造の知識と指導法が融合しているため、マシンピラティスの効果を最大限に引き出すノウハウが蓄積されています。

the SILKのような専門スタジオで使用されるマシンの多くは、このバランスド・ボディ製であることも多く、質の高いトレーニングを提供できます。科学的根拠に基づいた安全で効果的なエクササイズを学べるため、信頼性の高い指導を受けたい方におすすめです。

出典:バランスドボディジャパン「バランスドボディジャパン・ピラティスマシン購入サイト」(https://www.balancedbody.jp/

ストット・ピラティス

ストット・ピラティスは、解剖学に基づき、現代的な要素を取り入れた「ピラティス界の名門」として知られています。

脊椎の自然なカーブを尊重し、関節の安定性を重視する指導法が特徴です。伝統的なピラティスに科学的なアプローチを加え、より安全で効果的なエクササイズを提供しています。

とくに、背骨の健康を重視する方や、姿勢改善を目的とする方に適しており、解剖学的に正しい動きを習得できます。世界中で認知されている流派であり、質の高い指導者が多いのも特徴です。

ピーク・ピラティス

ピーク・ピラティスは、伝統を継承しつつ、指導法の質に重点を置いた流派です。アメリカの数多くのピラティス団体の中でもとくに知名度が高く、ピラティス資格の基準を策定する団体のスポンサーを務めるなど、業界をリードする存在です。

指導法から解剖学まで、インストラクターに必要な知識を体系的に学べます。質の高いピラティスを展開しており、初心者の指導から高度なレベルのプログラムまで対応できるスキルを習得できます。

伝統的なピラティスの原理を大切にしながらも、現代のニーズに合わせた指導法を取り入れているため、幅広い層に適したエクササイズを提供できます。

出典:ピラティスアライアンス「Peak Pilatesとは」(https://www.pilates-all.com/training/peakpilates

まとめ

ピラティスには、マットピラティスとマシンピラティスという基本的な種類から、目的別のプログラム、さまざまなマシンの種類、流派による違いまで、多様な選択肢があります。

これからの体づくりを意識する世代にこそ、ピラティスはおすすめです。なかでもマシンピラティスは、バネのサポートがあるため筋力に自信がない方でも正しいフォームを維持しやすく、膝や腰への負担も少なく済みます。

the SILKでは、女性専用のマシンピラティス専門スタジオとして、洗練された空間で質の高いレッスンを提供しています。

少人数制のグループレッスンを中心としているため、インストラクターが一人ひとりの動きをしっかり確認しながら指導します。また、一部の店舗ではパーソナルレッスンも行っています。

無料体験レッスンも用意されていますので、まずは気軽に体験してみてはいかがでしょうか。

ピラティスという素晴らしいメソッドで、健康で美しい毎日を手に入れましょう。

the SILKの店舗一覧はこちらから

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