ピラティスを始めてみたいけれど「タイトなウェアを着るのは抵抗がある」「今の体型だと周りの目が気になってしまう」そんな悩みを抱えている方は少なくありません。
しかし、ピラティスは体型に関係なく誰でも始められるエクササイズです。実は、体型をうまくカバーできる服装やコーディネートを選べば、抵抗感なく快適にエクササイズへ集中できます。
この記事では、太っている人がピラティスを安心して始められる服装選びのポイントと、具体的なコーディネート例を詳しく解説します。
体型カバーと動きやすさを両立させる方法を知れば、自信を持ってピラティスに取り組めるようになります。
【太っている人向け】ピラティス用の服装選びのポイント
ピラティスに興味はあるものの、体型が気になってなかなか一歩を踏み出せない方も多いでしょう。
NEXERとthe SILKが共同で実施した調査によれば、ピラティスに期待する効果として32.3%の方がダイエット・ボディメイクを挙げています。
ただ、実際にチャレンジしようにも、今現在の体型が気になってレッスンをためらう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、体型を上手にカバーしつつ、動きやすさも確保できる着こなしを知れば、周りの目を気にせずエクササイズに集中できます。
具体的にどういう服装がおすすめか、以下に解説します。
アンケート引用元:https://the-silk.co.jp/pilates-column/should-i-go-to-pilates/
推奨はボディラインのわかる服装
ピラティスでは、インストラクターが骨盤の角度や筋肉の使い方をチェックしながら指導を行います。そのため、基本的にはボディラインがわかる動きやすい服装を推奨します。
体型が気になる方にとっては抵抗があるかもしれませんが、ピッタリとした服装が推奨される理由は「体型を見せつけるため」ではありません。正しいフォームで動けているかを確認し、効果を最大化するためです。
インストラクターが見ているのは体型ではなく、動きです。骨盤の角度は正しいか、筋肉がちゃんと使えているか、そういった点をチェックしながら適切な指導をしてくれます。
レッスン中はみんな自分の動きに集中しているため、他人の体型をじっくり見ている人はほとんどいません。
実際のピラティススタジオには、さまざまな体型の方が通っています。細い人だけの空間ではないので、心配しすぎる必要はありません。コンプレックスを気にしすぎず、エクササイズに集中して取り組んで効果を実感していくことが大切です。
動きやすさを優先しつつ、後述する体型カバーのテクニックを組み合わせれば、安心してピラティスを楽しめます。
濃い色を取り入れると引き締め効果アップ
ウェアの色選びも、体型カバーには重要なポイントです。黒やネイビー、ダークグレーといった濃い色は視覚的に引き締め効果があり、体型をすっきりと見せてくれます。
明るい色や淡い色は膨張して見えやすいため、体型が気になる方は濃い色を中心に選ぶのがおすすめです。全身を濃い色で統一すると重たい印象になる場合は、トップスを濃い色にしてボトムスを少し明るめにするなど、メリハリをつけるのもおすすめです。
また、濃い色のウェアは汗ジミが目立ちにくいというメリットもあります。ピラティスは意外と汗をかくエクササイズなので、濃い色を選んでおけば汗の心配も軽減できます。
黒のレギンスにネイビーのトップスといった濃い色同士の組み合わせは、統一感がありながらも単調になりすぎず、スタイリッシュな印象を与えます。
初めてウェアをそろえる際は、まず黒かネイビーを基本に選ぶとコーディネートしやすくなります。
ウェアの組み合わせ方で体型をカバーしよう
ピラティスウェアは、組み合わせ次第で気になる部分を上手にカバーできます。体型の悩みは人それぞれですので、自分の気になる部位に合わせてウェアを選びましょう。
二の腕・背中が気になる人
二の腕や背中が気になる方は、袖のあるトップスを選ぶとカバーできます。五分袖や七分袖のトップスなら、動きを邪魔せず二の腕をふんわりと隠してくれます。
ドルマンスリーブのようなゆったりとした袖口のデザインも、二の腕を自然にカバーしながら動きやすさを確保できるのでおすすめです。
ただし、あまりにダボダボしすぎると裾が動きの邪魔になることがあります。裾はレギンスにインするか、適度にフィットする長めのトップスを選ぶと、動いても裾が気になりません。
お腹周りが気になる人
お腹周りが気になる方には、ハイウエストのレギンスと長め丈のトップスの組み合わせがおすすめです。ハイウエストレギンスはお腹をしっかりホールドしてくれるため、サポート力があります。
トップスはお尻が隠れる程度の長めの丈を選ぶと、お腹周りからヒップラインまで自然にカバーできます。チュニック丈のトップスやロング丈のタンクトップも、体型カバーに効果的です。
また、お腹周りに切り替えやギャザーのあるデザインを選ぶと、視線を分散させる効果もあります。
下半身が気になる人
下半身が気になる方は、濃色のレギンスにショートパンツを重ねる着こなしがおすすめです。黒やネイビーのレギンスは脚を引き締めて見せてくれます。
その上からショートパンツやスカート付きレギンスを重ねることで、ヒップラインや太ももの付け根をカバーできます。フレアタイプのレギンスも、ふくらはぎから足首にかけてのラインを自然にカバーしてくれます。
レギンスの丈は足首まであるフルレングスを選ぶと、脚全体をすっきりと見せる効果があります。
ピラティス用の服装選びの基本!5つのチェックポイント

体型カバーも大切ですが、まずはピラティスに適した服装の基本を押さえましょう。以下の5つのポイントをチェックすれば、動きやすく快適にエクササイズに取り組めます。
伸縮性があり動きやすいか
ピラティスでは、体を大きく動かすポーズを取ることが多いため、伸縮性のある素材を選ぶことが大切です。ストレッチ素材やスパンデックス(ポリウレタン)が含まれている生地なら、体の動きに合わせて伸び縮みしてくれます。
ジーンズのような伸縮性のない素材は、動きを制限してしまうためピラティスには不向きです。スポーツウェア用の素材を選べば、柔軟性と動きやすさを両立できます。
伸縮性があるウェアは体にフィットしやすく、インストラクターが動きをチェックしやすいというメリットもあります。足を高く上げる動作や、体を大きくひねる動作でも、伸縮性のあるウェアなら快適に動けます。
購入前に、腕を大きく動かしたり屈伸したりして、窮屈さを感じないか確認してください。
通気性は良いか
ピラティスは激しい運動ではありませんが、意外と汗をかきます。通気性のよい素材を選ぶことで、汗によるベタつきを防ぎ、快適にエクササイズを続けられます。
メッシュ素材が部分的に使われているウェアや、通気性に優れたスポーツウェア専用の生地を選ぶのがベストです。背中や脇の部分にメッシュ素材が使われているトップスは、熱がこもりやすい部分の通気性を確保してくれます。
通気性が悪い素材だと、汗で服が体に張り付いて不快感が増し、エクササイズに集中できなくなることもあります。
レッスン後も快適に過ごせるよう、通気性を重視したウェア選びを意識してみてください。
吸水性・速乾性はあるか
汗を素早く吸収し、乾きやすい素材を選ぶことも重要です。ポリエステルやナイロンなどの吸汗速乾性に優れた素材がおすすめです。
綿100%の素材は吸水性は高いものの乾きにくく、汗冷えやウェアの重量化を招くためピラティスには不向きです。初心者の方が選びがちな素材ですが、スポーツウェア用の速乾素材を選べば、汗をかいてもすぐに乾いて快適に過ごせます。
汗によるベタつきがないと、動きやすさが格段に向上し、エクササイズの質も高まります。また、速乾性のある素材は洗濯後も乾きやすいため、頻繁にレッスンに通う方にとっても便利です。
ポリエステル混紡の素材は、吸汗速乾性と伸縮性を兼ね備えているものが多く、ピラティスウェアとして最適です。
裾は絞られているか
ピラティスでは、仰向けやうつ伏せになって足を上げ下げする動作が多くあります。裾にゴムが入っていないサラサラ素材のパンツだと、動いている間にずり落ちてきてしまいます。
そのため、レギンスやジョガーパンツのように、裾が絞られているボトムスを選ぶと、動きの邪魔にならずストレスフリーです。
マシンピラティスでは、裾がマシンに引っかかる危険性もあるため、裾が絞られているものを選ぶことは安全面でも重要です。
トップスも、裾がめくれ上がらないようにレギンスにインするか、ある程度フィットする丈を選ぶとよいでしょう。裾がめくれるたびに直していると、エクササイズに集中できず、動きも中断してしまいます。
ウエスト部分もゴムでしっかり固定されているボトムスを選ぶと、ずり落ちる心配がなく、安心です。
透け感はないか
ピラティスでは、さまざまな角度で体を動かすため、透けにくい素材を選ぶことが大切です。とくに白や淡い色のウェアは透けやすいので注意が必要です。
レギンスを選ぶ際は、しゃがんだときやストレッチをしたときに透けないか確認しましょう。厚手の生地や、裏地がしっかりしているものを選ぶと安心です。
試着する際は、明るい場所でしゃがんだり前屈したりして、透け感をチェックするとよいでしょう。
透け感が気になる場合は、濃い色のウェアを選ぶか、ショートパンツを重ね着するのもおすすめです。体型カバーにもなるうえ、透ける心配もなくなり、一石二鳥です。
また、オンラインで購入する際は、レビューで透け感についての口コミを確認すると失敗を防げます。
冬場は寒さ対策も重要!
冬場のピラティスでは、保温性と通気性のバランスを考えたウェア選びが重要です。レッスン前は体が冷えているため、パーカーやジップアップのジャケットを羽織っておくと体温調節がしやすくなります。
動き始めると体が温まってくるので、脱ぎ着しやすいアウターがあると便利です。長袖のトップスや七分袖のウェアを選べば、寒さ対策と動きやすさを両立できます。
ただし、厚手すぎるウェアは動きを制限してしまうため、保温性がありながらも伸縮性のある素材を選ぶことがポイントです。
薄手でも保温性に優れた機能性素材を使ったウェアなら、動きやすさを損なうことなく寒さ対策ができます。
レッグウォーマーやアームウォーマーなど、簡単に脱ぎ着できる小物を活用するのもおすすめです。レッスン前後のストレッチ時に体を冷やさずに済みます。
こちらの記事では、ピラティスで人気の服装について解説しています。選び方のポイントやランキングも取り上げているため、ぜひあわせてご覧ください。
ピラティスで避けるべきNGな服装
安全性や動きやすさの観点から、ピラティスには不向きな服装があります。以下のNGポイントを押さえて、快適にエクササイズに取り組みましょう。
硬い素材の服
デニムなどの硬い素材は、体の動きを制限してしまうためピラティスには不向きです。とくにジーンズは伸縮性がほとんどないため、足を大きく開いたり曲げたりする動作がしづらくなります。
硬い素材の服を着ていると、正しいフォームで動けず、ピラティスの効果が十分に得られない可能性があります。また、無理に動こうとすると生地が突っ張り、動作が妨げられるだけでなく、不快感も伴います。
伸縮性のあるスポーツウェアを選べば、どのような動きもスムーズに行え、エクササイズの効果を最大限に引き出せます。
スカートやワンピース
スカートやワンピースは、ピラティスの動きには適していません。仰向けやうつ伏せになる動作が多いため、スカートだとめくれ上がって気になってしまいます。
また、足を開く動作も多いため、スカートでは動きづらく、エクササイズに集中できません。インナーが見える心配もあり、動作のたびに気を取られてしまいます。
レギンスやスポーツパンツなど、体にフィットするボトムスを選べば、どんな動きでも安心してエクササイズに取り組めます。
フードやボタン・ファスナーがある服
フードやリボン、ボタン、ファスナーなどの装飾が多い服は、マットに当たったときに違和感があったり、仰向けのポーズで痛みを感じたりする原因になります。
とくにマシンピラティスでは、フードやリボンがマシンに巻き込まれる危険性もあるため、装飾の少ないシンプルなデザインを選ぶことが大切です。
背中にファスナーがあるトップスも、仰向けになったときに背中に当たって不快に感じることがあります。できるだけシンプルなデザインのウェアを選びましょう。
太っている人向けのピラティスウェアでよくある質問
ピラティスウェアに関して、初心者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
最初は手持ちのジャージやヨガウェアでもいい?
最初は手持ちのジャージやヨガウェアでも問題ありません。伸縮性があり、体にフィットした服装を選ぶという前提であれば、専用のピラティスウェアをそろえる必要はありません。
ジャージやTシャツ、レギンスなど、動きやすい服装であれば十分です。ヨガウェアもピラティスと共通する点が多いため、流用できます。
続けられそうだと感じたら、徐々にお気に入りのピラティスウェアをそろえていくのもよいでしょう。お気に入りのウェアがあると、レッスンに通うモチベーションも上がります。
インナーには何を着ればいい?
ピラティスを行う際は、ワイヤーや金具のないスポーツブラやブラトップ、ノンワイヤーブラがおすすめです。一般的なインナーはワイヤーや金具が動きの邪魔になったり、ズレて気が散ったりすることがあります。
スポーツブラならしっかりとサポートしてくれるうえ、動いてもズレにくいので、エクササイズに集中できます。カップ付きのタンクトップやキャミソールも、快適に動けるのでおすすめです。
下着についても、縫い目が気になりにくいシームレスタイプを選ぶと、より快適にピラティスを楽しめます。
マットピラティスとマシンピラティスで服装は変わる?
マットピラティスとマシンピラティスで、服装の基本的な選び方に大きな違いはありません。どちらも伸縮性があり、動きやすい服装が基本です。
ただし、マシンピラティスでは安全性の観点から滑り止め付き靴下が推奨されることが多くあります。マシンのフットバーやペダルを使う際に、滑り止めがあると安定して動けるためです。
スタジオによってルールが異なる場合があるため、初回の体験レッスン前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ
太っている人でも、適切な服装を選べばピラティスを快適に楽しむことができます。ボディラインがわかる服装が推奨されますが、濃い色のウェアを選んだり、組み合わせを工夫したりすることで、体型をカバーしながら動きやすさも確保できます。
伸縮性、通気性、吸汗速乾性といった機能面を重視し、装飾の少ないシンプルなデザインを選ぶことが、快適なピラティスライフの第一歩です。
the SILKでは、スタイリッシュなウェアを無料でレンタルできるため、手持ちの服がなくても手ぶらで体験レッスンに参加できます。ウェアを買いに行く必要もなく、体型を気にせず気軽に始められるのが魅力です。
服装を整えることは、モチベーション向上と正しいボディライン作りへの第一歩です。ぜひthe SILKで、あなたに合ったピラティスを始めてみませんか。

